1998年12月10日

中質微塗工紙の新製品「ペガサス」発売

日本製紙株式会社

当社は、中質微塗工紙の新製品「PEGASUS(ペガサス)」を発売しました。ペガサスの特徴は、バランスのとれた白さ、軽さ、光沢度、不透明度です。現行の技術では「究極の紙」を目指し、これまでの品質的限界を超えた用紙です。
 
微塗工紙では、白色度が高くなり坪量が下がると「裏抜け」をおこし、密度を下げると光沢度が下がるという二律背反の関係があります。当社では、旭川工場の良質な原料、ホットソフトニップカレンダーなどを生かし、この課題を解決しました。
 
ペガサスは、白色度79%、密度1.02~1.04、また60.2g/m2で不透明度90%です。さらに、白紙での光沢に比べ、印刷後の光沢が従来紙以上に上がり、より立体感のある印刷効果が得られます。用途としては、多色印刷される出版物の口絵、本文など、軽量ながら一定の品質を要求される部分に最適です。

 
以上