1998年12月14日

古紙パルプ100%製品を上市

日本製紙株式会社

日本製紙は古紙パルプ100%配合の製品を6種類開発、上市しました。
 
製品ラインナップ
 
11月1日発売 (上質紙ベース) リフレッシュランド100
(中質紙ベース) グリーンランド100
12月1日発売 (中質紙ベース) スーパーグリーンランドDX100
グリーンランドDX100
(上質コート紙ベース) NPiコートランド100  (グロス)
NPiコートランド100(M)(マット)
 
統一ブランド名は「ランド100」です。これまで愛用いただいてきた古紙パルプ高配合品「ランド」シリーズ:リフレッシュランド(古紙パルプ70%)、ホワイトランド(同80%)、グリーンランド(同80%)の一環としての製品で、従来品並みの品質・印刷適性を備えています。
 
生産工場
 
リフレッシュランド100、グリーンランド100、NPiコートランド100、NPiコートランド100(M)は、石巻工場、スーパーグリーンランドDX100、グリーンランドDX100は伏木工場で生産します。両工場とも、上質古紙パルプ、新聞古紙パルプの生産設備があり、これら2種類を配合し、古紙パルプ100%品の生産を行います。
さらに来年末稼働予定で、石巻・釧路工場に大型古紙パルプ設備の増設を進めており、いっそうの能力アップに取り組んでいます。
 
今後の展開
 
当社は現在、国際的な環境マネジメントシステム規格であるISO14001の1999年度末までの全工場取得を目指しており、これら新製品は、地球環境を守る当社の姿勢の一つとして、開発・製品化しました。今後引き続きランド100シリーズの品揃え拡充に取り組むとともに、単に高配合製品だけでなく、社会全体での古紙利用率向上に役立つよう、広く紙全体について、積極的な古紙利用に取り組んでまいります。

 
以上