1999年4月22日

古紙回収・原紙供給の共同リサイクル事業について

大昭和製紙株式会社

大昭和製紙は、古紙利用率の向上を図るため、古紙処理設備の増強と再生紙の開発を進めるとともに、原料としての古紙の確保および再生紙の拡販に取組んでいます。

このたび、大昭和製紙株式会社と市民生活協同組合ならコープ、および大和紙料株式会社は、次のとおり、古紙回収・原紙供給の共同リサイクル事業について基本合意しました。

本事業の目的は、ならコープが配布したカタログを回収し、大和紙料が収集・中間処理し、大昭和製紙はこれを古紙原料として再生紙を生産し、ならコープはその再生紙を引き取り、カタログに再使用する、一連のクローズド・リサイクル・システムの確立にあります。

これは、三者によるリサイクル共同事業であり、古紙回収の効率向上および再生紙の使用促進をめざす環境に配慮した先駆的な循環型事業です。

大昭和製紙が供給する再生紙は、昨夏に本社工場富士で非塗工紙に加えて塗工紙も品揃えした、古紙 100%配合の「リサイクル100シリーズ」のラインアップのうち A3相当の、「リサイクルコートL100」です。

1. チラシ回収量 年間目標 600t
2. 用紙供給量 年間 400t
3. 銘柄 「リサイクルコートL100」 (古紙100%配合)
4. 回収方法 大和紙料が奈良県下6ヶ所のならコープで回収されたカタログを 一括収集し、大昭和製紙に納入する。
5. 事業の開始 1999年11月を目途に回収事業を開始する。
2000年2月を目途に用紙の供給を開始する。
6. 共同事業主
静岡県富士市今井四丁目一番一号
大昭和製紙株式会社
代表取締役社長 十河 一元
奈良県奈良市恋の窪一丁目二番二号
市民生活協同組合ならコープ
理事長 逸見 啓
大阪府大阪市大正区三軒家東二丁目九番十号
大和紙料株式会社
代表取締役社長 矢倉 義弘

 
以上