1999年7月7日

大昭和地球環境憲章の行動指針に基づく環境行動計画を改定

大昭和製紙株式会社

1.環境行動計画について
大昭和製紙は1993年1月に「大昭和地球環境憲章」を制定し、地球環境保護に対する企業理念、企業姿勢を表明している。 環境行動計画は、行動指針に基づく活動を具体的に展開するための数値目標を入れた行動計画であり、環境への負荷をより一層低減するため、7月1日に環境行動計画を改定した。

2.改定の概要

(1)環境汚染物質の削減と適正管理
(改定後)この項追加。化学物質管理規程の制定と運用により、化学物質の環境への排出を抑制する。
* 化学物質による環境汚染、健康障害、災害事故を未然に防止する目的で、1999年6月に化学物質管理規程を制定した。化学物質を使用禁止、排出量削減、取扱注意物質に分類し適正に管理する本システムの運用で、化学物質の環境への排出を抑制していく。
(2)廃棄物の有効利用と削減
(改定前) 2005年度までに廃棄物最終処分率目標 0.20%以下。
(改定後) 2005年度までに廃棄物最終処分率目標 全社平均0.15%以下。
* 1998年度実績は、廃棄物最終処分率0.41%、廃棄物の有効利用率93%(いずれも紙パ業界トップレベル)。
(3)古紙の利用促進とリサイクル製品の供給拡大
(改定後) この項追加。古紙処理設備を増強して、2005年度までに再生紙販売比率70%以上をめざす。
* 1998年度実績は、再生紙販売比率60%。
(4)環境マネジメントシステムの構築
(改定前) 国際環境規格ISO14001の認証取得をめざす工場
岩沼工場、本社工場鈴川、本社工場吉永
(改定後) 国際環境規格ISO14001の認証取得をめざす工場
岩沼工場、本社工場鈴川、本社工場吉永、本社工場富士、白老工場
* 2001年度内に全工場においてISO14001の認証取得を完了することとした。岩沼工場は、1999年9月に認証取得をめざす。

 
以上