1999年9月29日

上質書籍用紙の新製品「オペラクリームウルトラ」発売

日本製紙株式会社

当社は、低密度・かさ高書籍用紙「オペラクリームウルトラ」を開発、商品化し、8月より販売を始めました。

オペラクリームウルトラは次のような特徴があります。

1）	密度を大きく下げて、今までにない厚みを実現。(究極の低密度：0.60 g/cm³）。書籍になったときに軽く、やわらかく読みやすい。
2）	不透明度が高い（79.1 g/m²で92%）ため、文字が裏から見えてしまう「裏抜け」が少ない。イラストや写真の印刷にも対応可能。
3）	上質紙用原料（化学パルプ）を使っているため、褪色の問題がない。書籍の保存時に黄変、いわゆる「紙ヤケ」の問題がない。
4）	保存性に優れた中性紙。蔵書として長期保存が可能。

このように、オペラクリームウルトラは、書籍用紙に不可欠な不透明度や保存性に加え、「しなやかさ」「やわらかさ」を実現しました。読むときには、軽さやページめくりのよさを通じた読みやすさを提供できる新製品です。

以上