畜産王国みやざき!

〜元気森森®で日本を元気に!!〜

食料安全保障とフードテックの最前線を探る宮崎発の情報番組です。毎週、自治体、企業、生産者など多彩なゲストをお招きし、畜産業界の最新情報や専門知識を共有します。

FM宮崎 毎週日曜 7:00-7:30 FM宮崎 毎週日曜 7:00-7:30

TALK THEME

トークテーマ

畜産業に携わる方々や、これから畜産を始めたい方、そしてフードテックに関心を持つリスナーに向けて、さまざまな情報をお届けします。

  • #01

    ゲストトーク

    毎回畜産や食に関する知見者にお越しいただき、幅広くお話を伺います。

  • #02

    元気森森®コーナー

    日本製紙社員とゲストによるクロストークです。元気森森®についてさまざまな角度から掘り下げます。

  • #03

    王国のホッとタイム

    ラジオではお伝えしきれなかった出演者のスペシャルトークをYouTubeで限定公開します

PERSONALITY

パーソナリティ

  • 大野 泰敬

    大野 泰敬

    株式会社スペックホルダー代表取締役
    農林水産省政策研究所客員研究員

  • 奥山 真帆

    奥山 真帆

    エフエム宮崎アナウンサー

番組への質問・メッセージはこちらからお送りください。

morimori@joyfm.co.jp

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CONTENTS

コンテンツ

YouTube「王国のホッとタイム」は「ちくほっと」でご覧いただけます

  • 2025.08.10

    畜産と農業を繋ぐ循環型ビジネス 利益を生む経営の秘訣
    無駄をなくし利益を最大化する循環農業の経営者

    本日のゲストは有限会社エイアンドエフ取締役専務の山下栄さんです。キャベツから始まり、レタス、ブロッコリー、トウモロコシと野菜の栽培事業を拡大してきました。ある日、山下さんの父でもある社長から「生き物をやりたい」という一言からブロイラー、そして繁殖牛へと畜産分野に進出しました。しかし山下さんたちの真骨頂は、その徹底した「循環型農業」にあります。畜産事業で発生する糞を回収し、有機肥料として野菜作りに活用。SDGsが叫ばれるずっと前から、この「無駄をなくし利益を最大化する」循環型農業を実践してきました。そして畜産王国宮崎の豊富な資源を活かし、この壮大な循環システムを黒字化にさせてきました。なぜ成功できたのか?さらに、リーダーシップを発揮しながら廃棄物関係の協会長や農業にまつわる会の長も務めている山下さんに、若手人材育成の課題、そしてDX化への展望まで、多岐にわたるお話を伺いました。「無駄がない」「利益を出す仕組み作りが大切」と語る山下さんの経営哲学は、これからの農業・畜産業界に大きな示唆を与えてくれるはずです。ぜひ、その革新的なビジネスモデルと、未来を見据える経営者の視点をお聴きください!

    FM宮崎「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のアフタートーク番組「王国のホッとタイム」です。本日のゲストは有限会社エイアンドエフの取締役専務山下栄さんです。本編でご紹介した「無駄をなくし利益を最大化する循環農業の経営者」である山下さんの、さらに深い経営哲学に迫ります!「循環型農業」が叫ばれる現代において、それを実現し、しかも黒字化している山下さんのビジネスモデルはなぜ成功したのか?エリアの特性やメーカー連携だけではない、その独自の成功要因を深掘りします。気候変動が農業に与える影響、品種改良や、雨の降り方の変化への対応など、常に変化する環境にどう臨機応変に対応しているのか。そして、畜産の糞尿や灰のさらなる活用、研究開発への取り組みなど、未来を見据えた展望も語られます。山下さんのアグレッシブな情熱の源は、なんと「先行事例を探すのが好き」というお父様の存在。80歳になっても行動力抜群のお父様から受け継いだ、その飽くなき探求心とは?「捨てるものはない。いかに有効に使うか」という山下さんからの力強いエールは必聴です。これからの農業・畜産業界を生き抜くためのヒントが満載のアフタートーク、ぜひお聴きください。

  • 2025.08.03

    Webメディアが切り拓く畜産のいま 発信の最前線から
    現場に飛び込み畜産の情熱を伝える行動派記者

    本日のゲストは株式会社日本リモナイトLivestock Meating運営の下室貴志さんです。フットワークが軽く現場を訪ね畜産のこだわりをWebで発信する記者の下室さん。元Webマーケティングの経験を持つ彼が、なぜ畜産の世界に飛び込み、全国の農家を巡る活動を始めたのでしょうか?阿蘇の赤土「リモナイト」を牛の飼料に使うユニークな取り組みから、畜産農家が持つ「こだわり」と「プライド」をWebで発信する活動まで、その全貌に迫ります。150人以上の農家さんを取材し、中にはメールアドレスを持たない方にも直接足を運び、信頼関係を築いてきたという下室さん。彼の取材を通して見えてきた畜産が成功する秘訣とは?そして、DX化の現状や、担い手不足といった業界の課題にどう向き合っているのかを深掘りします。「みんな笑顔で応じてくれる」「記事を見て感動して泣いてくれる農家さんもいる」と語る下室さんの言葉からは、彼の活動が農家の方々にもたらす大きな喜びと、そのやりがいが伝わってきます。「畜産がカッコ良い」と若者が思えるような発信を目指し、未来を見据える下室さんの情熱のトークをぜひお聴きください。

    FM宮崎「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のアフタートーク番組「王国のホッとタイム」です。本日のゲストは株式会社日本リモナイトLivestock Meating運営の下室貴志さんです。本編で語りきれなかった下室さんの取材の裏側、そして「畜産農家の声をつなぎ発信するWebメディア」の未来に迫ります!1ヶ月に10件もの取材をこなし、150人以上の農家と向き合ってきた下室さん。彼らの「座右の銘」から生き様を引き出すという、その取材のこだわりとは?「当たり前」の中に隠されたノウハウやプライドや、DX化の現状、そして若手育成の課題まで、記者の視点から見えてきた畜産現場のリアルを深掘りします。下室さんの活動が、畜産業界にどのような変化をもたらしているのかが明らかになります。さらに、今後の展望として、マニアックな層から畜産に興味を持つ層まで、幅広い人々が流入するようなサイト構成を目指していると語る下室さん。Z世代が重視するトレーサビリティへの意識が高まる中で、現場の声を発信することの重要性、そしてそれが消費者の購買意識をどう変えていくのか。業界全体を盛り上げようとする下室さんの情熱と、その活動の全貌を、ぜひお聴きください!

  • 2025.07.27

    放牧ジャージー牛とスイーツ 夢を叶える酪農の新たな形
    デザインセンスで放牧酪農とスイーツの夢を紡ぐ同級生コンビ

    本日のゲストはDemの大出水みなみさんと奥野春菜さんのお二人です。同級生コンビであるお二人が、なぜ放牧ジャージー牛にこだわり、そのミルクで絶品スイーツを生み出しているのでしょうか?酪農の夢を抱いていた奥野さんと、ケーキ店を始めていた大出水さん。お互いの夢と情熱が結びつき、全国でもわずか1%未満しか飼育されていない希少なジャージー牛を、一頭一頭探し出すことから彼女たちの挑戦は始まりました。奥野さんは大学時代の経験から「牛にも人にも良い」と確信した放牧酪農にこだわりました。そしてそのミルクが持つ濃厚な甘みが、いかにスイーツに最適な素材であるかを語ります。特に注目は、青草を食べる放牧牛ならではの「黄色い二層ヨーグルト」や、ミルクの甘みが際立つカヌレなど、大出水さんが手掛ける唯一無二のスイーツの魅力。さらに、お店の看板やキッチンカー、Tシャツに至るまで、全てを自らデザインする奥野さんの卓越したデザインセンスにも迫ります。牛舎探しから始まり、ふるさと納税やEC展開、そしてチーズ作りへの挑戦まで、常に前向きに夢を追い続けるお二人の軌跡。牛を知ってもらうことが強みだと語る彼女たちの情熱と、酪農の新たな形を築いてきたトークを、ぜひお聴きください。

    FM宮崎「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のアフタートーク番組「王国のホッとタイム」です。本日のゲストはDemの大出水みなみさんと奥野春菜さんです。本編で語りきれなかったそしてお二人の素顔に迫ります。ヨーグルトの試食を交えながら、その濃厚な味わいや、蜂蜜を加えることでさらに引き立つ甘さの秘密が明かされます。季節ごとに変わるケーキやジェラートのラインナップ、特に奥山さんイチオシの「シンプルなミルクジェラート」の魅力は必聴です。しかし、夢の実現には多くの苦労がありました。希少なジャージー牛の確保、中古牛舎の活用、そして放牧酪農ならではの牧草作りや電柵の設置。牛が新しい環境に慣れるまでの試行錯誤や、時には感電してしまうハプニングまで、一から酪農を始めたリアルな奮闘を奥野さんが語ります。そして、パティシエ大出水さんが自信を持っておすすめする「シュークリーム」と、試作を重ねて完成させた「カヌレ」のこだわりポイントもご紹介。お互いを尊重し、高め合う二人の絶妙なコンビネーションが、いかにして唯一無二のスイーツを生み出しているのか。「Demを知るにはInstagramフォローが一番!」という言葉も飛び出したアフタートーク。ぜひお店に足を運び、彼らの情熱とこだわりが詰まったスイーツを体験してみてください。

  • 2025.07.20

    多忙なサラリーマンが選んだ黒毛和牛一貫生産の道
    未経験の壁を突破力で乗り越えた畜産農家

    ゲストは株式会社川越の代表取締役川越哲也さんです。名刺の裏には「日本一を目指す」という願い込めたお肉で表現された赤富士を掲載するほど、黒毛和牛への情熱を秘めた川越さん。川越さんは、元々は多忙なサラリーマンでした。畜産の経験が全く無いにもかかわらず、なぜ親族の牛舎を継ぎ、黒毛和牛の繁殖・肥育という新たな道を選んだのでしょうか?「動物相手の仕事をしてみたい」という動機から始まったその驚きの転身秘話に迫ります。未経験の道は決して平坦ではありませんでした。牛の増体という課題に直面し、血統の見極めや餌の与え方で試行錯誤を重ねた日々。時には、川越さんの突破力で困難を乗り越えたエピソードも飛び出します。さらに、JAや部会での若手育成、地産地消の推進活動、そして餌の高騰といった畜産が抱える課題への向き合い方、DX化への期待まで、多岐にわたるお話を伺います。川越さんの情熱と挑戦の軌跡を、ぜひお聴きください!

    FM宮崎「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のアフタートーク番組「王国のホッとタイム」です。本日のゲストは株式会社川越の代表取締役川越哲也さんです。畜産が抱える課題、特に「海外展開」の難しさに迫ります。外貨獲得の必要性を感じつつも、過去の頓挫経験から見えてきた海外取引のリスクとは?そして、国内消費の減少という現実の中で、生産者として「地産地消」にどう向き合っていくのか、その本音が語られます。「地元のものを買う習慣がある?」という問いから、国産品を選ぶことの重要性、そして実際に一次産業に触れることで変わる「食」への意識まで、出演者たちの実体験を交えながら深掘りをしました。またメディアでの発信の重要性や、大企業での社食を通じた地産地消の取り組み事例も紹介され、新たな可能性が見えてきます。さらに、元々IT業界にいた川越さんと大野さんの共通点から、ITと一次産業の意外な接点が明らかに。「人との温もりに飢えるIT業界」と「手をかければしっかり返してくれる一次産業」という対比は必聴です。ITのスキルを活かした副業が、農業関係人口を増やす鍵になるかもしれない?熱い議論と、それぞれの経験から生まれる深い洞察が満載のアフタートーク、ぜひお聴きください!

  • 2025.07.13

    現場の声とデザインが融合「白いスコップ」に込めた想い
    マーケティングとデザインの力で製品を革新する副社長

    ゲストは有限会社浅野木工所の取締役副社長の浅野利栄子さんです。これまで園芸・農業用品を中心に、地域柄から除雪用品も手掛けてきた浅野木工所。しかし、ある日届いた畜産農家からの「スコップが壊れやすい」という声が、新たな挑戦の扉を開きました。千葉の畜産農家と試行錯誤を重ね、共同開発で生まれたのが、畜産用品ブランド「畜産王国」です。除雪用品で培った技術を応用し、なぜ畜産専用の道具が必要だったのか、その開発経緯に迫ります。餌やりや糞尿の掃除に使われる道具に、なぜ「白」を選んだのか?それは、家畜の健康状態をチェックしやすくするため、そして顔料を使わないことで家畜に優しい製品を作るという、徹底した現場目線のこだわりからでした。さらに、耐久性を追求した特殊なプラスチック素材や、ウェブサイトの清潔感あふれるデザイン、そして「白いスコップください」という言葉がブランドの象徴となるまでの軌跡をご紹介。さらに企画室での3D CAD導入や、製品紹介動画のための撮影スペース作りなど、デザインとビジュアルイメージを重視する取り組みも明らかに。浅野さんが、いかにして畜産用品に新たな価値をもたらしたのか。ぜひ、その情熱とアイデアの源泉をお聴きください。

    FM宮崎「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のアフタートーク番組「王国のホッとタイム」です。本日のゲストは有限会社浅野木工所浅野利栄子さんです。浅野さんは現在の会社には23年間勤めています。前職はなんと化粧品メーカー。全く異なる園芸・農業用品の世界へ飛び込んだ浅野さん。祖父の会社という馴染みはあったものの、どのようにしてこの異分野を乗り越え、製品開発に情熱を注ぐようになったのでしょうか?「使用する人が幸せになる」という化粧品との共通点を見出した彼女の視点とは。番組では、農業経験がほとんどない他の出演者たちの「家庭菜園挫折談」も交えながら、浅野さんが目指す「女性や農業初心者が携わりやすい農業」の姿を深掘りします。昔の「ダサい、古い、重い」道具のイメージを覆し、デザインと使いやすさを追求した製品が、いかにしてユーザーに支持され続けているのか。展示会やイベントでの積極的なユーザー調査、サンプル送付によるモニタリングなど、徹底した現場の声の収集方法も明らかに。そして、子供たちに「食」への興味を持ってもらいたいという、製品開発の根底にある温かい想いまで。本業は異なれど、農業に関わる人々が増えることへの期待などぜひお聴きください!