畜産王国みやざき!
〜元気森森®で日本を元気に!!〜
食料安全保障とフードテックの最前線を探る宮崎発の情報番組です。毎週、自治体、企業、生産者など多彩なゲストをお招きし、畜産業界の最新情報や専門知識を共有します。


TALK THEME
トークテーマ
畜産業に携わる方々や、これから畜産を始めたい方、そしてフードテックに関心を持つリスナーに向けて、さまざまな情報をお届けします。
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ゲストトーク
毎回畜産や食に関する知見者にお越しいただき、幅広くお話を伺います。
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元気森森®コーナー
日本製紙社員とゲストによるクロストークです。元気森森®についてさまざまな角度から掘り下げます。
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王国のホッとタイム
ラジオではお伝えしきれなかった出演者のスペシャルトークをYouTubeで限定公開します
PERSONALITY
パーソナリティ
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大野 泰敬
株式会社スペックホルダー代表取締役
農林水産省政策研究所客員研究員 -
奥山 真帆
エフエム宮崎アナウンサー
番組への質問・メッセージはこちらからお送りください。
morimori@joyfm.co.jpCONTENTS
コンテンツ
YouTube「王国のホッとタイム」は「ちくほっと」でご覧いただけます
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2025.04.13
牛を最後まで育て、お客さまに届けたい
ITとグローバル人材を活用する大規模農場株式会社サイトーファーム 代表取締役社長 齋藤幸紀さんをお迎えしました。繁殖・肥育の一貫経営をしながら、「齋藤牛」が食べられる焼き肉店、ステーキレストラン、総菜の製造・販売店舗やキッチンカーも運営されています。飲食店を始めた時は、生産者の焼き肉店が多くなかったそうです。それでもフードビジネスを押す宮崎県に協力してもらって、アイデアを出しながらスタート。また、「メンチカツが苦手」な齋藤さんが「自分でも食べられるメンチカツなら販売しよう」と開発したメンチカツは脂がくどくなく、でも肉の旨みがしっかりした「まるでハンバーグ」。アミュプラザみやざき店うみ館で購入できます。
口蹄疫で650頭を殺処分してから、現在は1750頭を肥育するまでに農場を拡大。15人のスタッフとITを活用して牧場を経営されています。またグローバルな人材も重要なポイントです。世界に羽ばたく牛飼いが育っています。
番組パーソナリティーの食レポを楽しみながら、お聞きください。
「王国のホッとタイム」ではエサについてお伺いしました。「エサ」の大事なポイントって何だと思いますか?牛が食べておいしいこと?安いこと?番組では一貫して「安定供給されること」だと、お伝えしてきました。今回は齋藤さんにも伺いました。
さて、みんなで試食した「メンチカツ」ですが、女子高生に人気があるそうです。他にも「ハンバーグ」「コロッケ」なども品ぞろえがあるそうですので、一度お試し、いかがでしょうか? -
2025.04.06
世界の人に倉薗の肉を食べてほしい
夢を本気で思い追い続ける牛屋本日は株式会社ビーフ倉薗 代表取締役 倉薗裕次郎さんをゲストにお迎えしました。繁殖から肥育の一貫経営で、さらに直営レストランも運営されています。「本当においしい肉を作りたい」と、種付けからお客さまの口に入るまで「おいしい肉」にこだわります。通常、経営のためにはできるだけ早く大きくし、出荷してコスト回収を計るのですがビーフ倉薗では30か月以上飼養する「生体熟成」。さらに屠畜してからも真空で熟成させ、満足のいく「おいしい肉」しか出荷しないこだわりです。ご自身で経営するレストラン「ビーフクックくらぞの」は口コミでも高い評価を得ています。
倉薗さんがずっと持ち続けているのは「世界の人に倉薗の肉を食べてもらう」という夢。そしてその夢を実現させるのは「夢を口にだして言い続けること」だと言います。
皆さんは夢に向かって「本気スイッチ」入ってますか?小さい成功と小さい失敗を積み重ね、一歩ずつ夢に近づいて行けばいい!そんな応援に聞こえる倉薗さんのトークをぜひお聞き逃しなく!
「王国のホッとタイム」では恒例の質問「おいしい肉の焼き方」ですが、今回は「マニアック」です。焼き方だけではなく、部位にあう調味料もあるそうです。「まずは調味料を付けずにお肉の香りも味わってほしい」という倉薗さんのお肉、食べてみたくなります。
さて、自分で育てた牛を自分のブランドで売り出したい、と考える生産者さんは多いと思います。そんな時は「プロに学ぶ」ことをお勧めされました。真似をし、参考にしながらやっていくと、自分の気持ちとこだわりが見えてきて、やり方もわかってくるのでは。参考にしてみてはいかがでしょうか。 -
2025.03.30
宮崎牛の安定的な繁殖を担う
宮崎独自の血統を大切に改良を続ける事業団ゲストに一般社団法人宮崎県家畜改良事業団 検定部検定課の萬代慎太郎さんをお迎えしました。宮崎牛誕生の元となる凍結精液を安定的に供給するため、家畜改良事業団では種雄牛の造成や改良をしています。実は事業団が保有する種雄牛4頭で、県内に供給する凍結精液の7割をカバーしているそうです。もう現存しない種雄牛の精液も冷凍保管されているそうで、必要に応じて遺伝情報を活用することもできるとか。
萬代さんが取り組んでいる種雄牛の造成というのはとても大変な作業で、県内にいる8万頭の母牛から300頭を絞り込み、交配をお願いし、優秀な種雄牛に育つか、5~6年かけて検定していくそうです。検定のポイントってなんだかわかりますか?体型?いやいや、実はそれだけじゃないんです・・・
そうやって選ばれた優秀な種雄牛がいるから、宮崎牛は安定的に生産されているのです。
「王国のホッとタイム」では現在の課題についてお伺いしました。安定的に凍結精液が供給されることで、子牛が安定的に生産されるようになりました。その反面、同じような牛が増え、遺伝の多様性が減ってきているのも事実。「宮崎牛」として独自の血統を守るのも改良事業団に期待されていることなのです。 -
2025.03.23
おいしいのバトンで笑顔のリレーを
自分が好きなこと、やりたいことを追求してきた精肉店ゲストに株式会社福島精肉店 専務取締役 福島光代さんをお迎えしました。精肉店「肉のふくしま」でありながら、有名な商品は「極上スパイス 喜(よろこび)」。醤油の粉末が入ったオリジナルスパイスは、全国で販売され、海外にも輸出されているそうですが、今まで広告は出したことがないそうです。すべてリピーターや口コミで広まった結果で、福島さんは「『おいしい』のバトンが広がった」と言います。そもそも福島さんは結婚を機に精肉店にかかわるようになりました。それから自分が食べたいもの、子どもに食べさせたいものを総菜の商品としてラインナップ。包装紙の色や店員のユニフォームも「自分の好きな色」「着たくなるもの」に替えていき、会社のロゴマークも「笑顔のリレーがしたい」という思いで変更されたのだそうです。その福島さんの思いは着実に実り、宮崎でも有数の精肉店になりました。
「王国のホッとタイム」では、福島さんご本人の魅力にフォーカスします。元気いっぱい、やりたいことを楽しく笑顔でやりぬくその力の源はどこにあるのでしょうか。福島さんのパーソナルヒストリーも聴きどころ満載です。 -
2025.03.16
飼料は完全自製、家族5人で経営を回す
私が宮崎のモーモー母ちゃんです飯盛畜産の飯盛由紀子さんと、新規就農のために飯盛畜産研修中の中原もえみさんをゲストにお迎えしました。
現在は母牛120頭、子牛80頭、肥育18頭いますが、昔は兼業農家で牛は9頭だったそうです。少しずつ農機具を増やし、農地を増やし、飼料生産量を増やし、牛を増やしていったとか。その秘訣は「お父さんの機械好き」で、良質な飼料を生産できるようになったのはお父さんが飼料作りを段取ったから。でも仲間があっての畜産だと飯盛さんは強調します。みんなの牛が良くないと、良い競りにならない、だからみんなで協力しあえる仲間の存在はとても大切だそうです。
中原さんは今年の夏の独立を目指して、飯盛畜産で飼料生産と肥育技術を学んでいます。2年前に実家の牛を自製飼料肥育しようとしたそうですが、頓挫。そこから飯盛畜産に研修に入りました。自分の経験を踏まえ、新規就農する人のために「農機具図鑑」や「相談役制度」があるといいなと思っているそうです。
モーモー母ちゃんの熱く、温かいトークをぜひお聞きください。
「王国のホッとタイム」は新規就農を考えている方は必見!中原さんがたどった道筋をご紹介します。思っているより、いろいろ準備や学ぶことがありますよ・・・ -
2025.03.09
クリエイティブデザインで食産業を支援する
九州初、撮影スタジオ完備のPR企業ゲストにKPクリエイションズ株式会社フードブランディング事業本部PR事業部主任下中園繭歌さんをお迎えしました。同社は商品のパッケージデザイン、販促ツール、商談シートの作成だけでなく、ブランディングまで、商品が売れるためいろいろなサポートをしながら伴走してくれます。
バイヤーに選ばれる商品づくりのポイントは「良い商品」であることはもちろんですがバイヤーの目に留まる写真、ビジュアルがとても大切なのだそうです。おいしそうに見える、ほかとは違う見せ方をするといった工夫が必要で、そのための撮影スタジオ、キッチン、食器までそろえているPR会社は九州初!
ブランディングのためには他社と違う点をPRポイントに生かすのがお勧めで、食べるだけではわからない点をしっかり伝えることが重要とアドバイスいただきました。自分の商品の強みがわからない、という場合でも、まずは相談してみてはいかがでしょうか。経験豊富なスタッフが商品を深堀してPRポイントを一緒に見つけ出してくれるはずです。
「王国のホッとタイム」でもブランディングについて深堀します。生産者さんは商品の差別化、工場の認証取得など、売りたいマーケットに向けてPRポイントを明確にし、ブランドを確立することが重要だそうです。「木から生まれた牛のエサ 元気森森®」が商品のブランド作りに役立つ日がくるのも遠くないかもしれません。元気森森®を食べて育った牛肉の味、食べ比べてみたいですね。 -
2025.03.02
たった二人で430頭
ゼロからの復活を果たした農家ゲストに株式会社森光牧場代表取締役森光勇太さんをお迎えしました。4種類のハーブを配合飼料に混ぜて給与した宮崎県乳肥農協の独自ブランド「みやざきハーブ牛」を生産しています。「みやざきハーブ牛」はさっぱりとした旨みがあり、しつこくない牛肉として県内でも知られています。
お父様と二人で飼養する牛は430頭!ポイントはエサやりに必要な道具の配置と導線の確認、タンクから直接給餌することによる省力化。それでも毎朝牧草は一頭一頭直接与え、牛のコンディションをチェックしているそうです。さらにコスト削減のために「短期肥育」を実施。導入直後からエサをしっかり食べられる胃を作ることで、牛を短い期間で健康に大きく育てています。
森光さんが就農されたのは口蹄疫で今までいた牛が全頭殺処分になった後。「今までの恩返し」と、周囲の農家と共に牧場を建て直すために決意されました。それから約6年で現在の飼育頭数まで復活。その道のりは簡単ではなかったはず・・・詳しいお話は、アフタートーク「王国のホッとタイム」にて!
「王国のホッとタイム」では森光勇太さんの人となりに迫ります。中学からハンドボールをはじめ、高校、大学、実業団までプレーし、23歳の時にU-24日本代表として世界選手権に出場された経歴を持つスポーツマンの森光さんですが、農家になって一番つらいのは「朝早いこと」だそうです。それでも、牛にストレスを与えないため、毎日同じ時間起床、エサやり。給餌マニュアルを作成し、自分以外でも対応できるよう工夫されています。 -
2025.02.23
売れる商品のブランディング戦略とは
従業員育成を企業の成長につなげるゲストに株式会社SHINGAKI代表取締役社長 新垣幸洋さんをお迎えしました。宮崎県の良さを知ってもらいたいと、県産品をメインとして牛肉、豚肉、鶏肉の加工販売を展開している同社。かなり扱い数が多いようですが、「飲食店向けでも個人向けでもお客さまにあった商品を紹介する」ことで、信頼を得て事業を拡大しています。
最近はお客様の知識が増えてきて「ブランドのストーリー」を気にする人が増えているのだそうです。生産者はどんな人で、どのように育てているか。そのストーリーがあってこそ「ブランド」として消費者に突き刺さるといいます。
同社は、加工・製造業としては珍しくHACCP基準JFS-B認証を取得。さらに加工技術をマニュアル化し、社内共有することで、商品の品質を維持しています。大量に受注しても求められた品質でしっかり出荷できること。企業の成長の秘訣はここにあります。
「王国のホッとタイム」でもSHINGAKIの魅力をお伝えします。対面販売の良さはお客様と対話をしながら最適なお肉をお勧めできる点で、一緒に商品を選んでくれるそうです。普段使い、ハレの日使い、どんな時でも一度、SHINGAKI店舗でお肉を選んでみませんか?
新垣さんも「元気森森®を食べて育った牛」に興味があるそうです。国内飼料で育ったというストーリー、すなわちブランド作りに十分生かせるのではないか、とアドバイスがありました。牛肉のブランド化、ストーリー設定で差別化したい、という生産者さん、ご相談ください。 -
2025.02.16
よい経営ができている農家の条件
全国の農家を支える屋台骨ゲストに公益社団法人中央畜産会経営支援部(支援・調査)総括畜産コンサルタント部長の武田航さんと、経営支援部(事業推進)専門役の砺波謙吏さんをお迎えしました。
畜産会は戦後、食の安定供給を図る目的で設立されました。個々の農家へ技術指導や経営指導するのが各県の畜産会。中央畜産会は、各県畜産会の指導員の養成、飼養衛生管理の徹底、機械導入時のサポートなど幅広く活動しています。言い換えれば日本全国の農家を支える畜産会の屋台骨です。
経営をよりよくしていく近道として「無駄がないか」「整理整頓できているか」「作業動線はきちんとしているか」をチェックすることだそうです。これはどの職場でも当てはまりそうです。
また、多くの事例を見てきているからこそ、労働力不足を補うロボットや機械の導入に対して最も重要なことは「身の丈に合った投資」と言い切ります。
お困りごとがある、経営相談してみたい、という場合は、最寄りの畜産会までお問い合わせください。
「ホッとタイム」では、皆さんと一緒に考えたいと思います。
安い食品が輸入され、私たちは手ごろな価格で多くの食品を購入できるようになりました。ですが、日本において経営状況が厳しい農家は多くなっています。このまま消費者が輸入品に頼った結果、国内の生産者が減少し、日本で食が生産されなくなっていいのでしょうか。私たちは畜産物の価格に対し、どのくらい理解しているのでしょうか。
「本当にこんなに安くていいのかな」。価格には安心、安全、おいしさの理由があるはずです。一緒に考えませんか。 -
2025.02.09
牛の行動変容を促し事故を減らす
日本一農場に行っているエンジニア今回は牛の「起立困難」を防ぐシステム「BUJIDAS」を開発したNTTテクノクロス株式会社マネージャーの赤野間信行さん、アシスタントマネージャーの大家眸美さんと、システムの運用・顧客対応を請け負う株式会社ベルシステム24事業部長の澤頭仁志さんにお話を伺いました。スマホのカメラとマイクを使って肥育牛を危険な体勢から救う体験をした大家さん。「これだ!」と思い立ち、なんとそこから1年で商品化にこぎつけたそうです。牛は性格上、聴覚が発達しているそうで、その特性を利用したありそうでなかったシステム。開発したのは自称「日本一農場に行っているエンジニア」のお二人です。その二人を支えるのがベルシステム24のサポート体制。24時間365日、農家さんからの問い合わせに対応し、より安全なサービスを提供しています。
「ホッとタイム」では、なぜITの会社が畜産の世界に入り込むことになったのか伺いました。牛の行動変容を促すBUJIDASはHCIではなくACI!大家さんの大学時代の研究が製品につながっているそうです。
赤野間さん、大家さん二人とも農業分野は初体験。新事業ということで、とにかく農場に通いつめ、学んで学んでひたすら学ぶ。「日本一農場に行っているエンジニア」を自負するほどになりました。農家さんの大変さを分かっているからこそ、責任重大、中途半端な製品は出せないと、覚悟をもって事業に取り組んでいます。
実は奥山アナウンサー、学生時代にベルシステム24と深い関わりがあったそうで・・・参加者の学生時代と今がリンクするアフタートークです。 -
2025.02.02
デジタルプラットフォームの活用で明るい畜産の未来へ
畜産業界のIoTエンジニア(後編)前回に引き続き、デザミス株式会社の代表取締役兼CEOである清家浩二さんを再びゲストにお迎えしました。
牛の行動モニタリングシステム「U-motion」のセンサーは耳と首の2種類がありますが、耳に装着するセンサーは、できるだけ牛に負担をかけないように設計し、なんと世界最軽量!生まれたての子牛から装着が可能で3年毎に交換、保証期間の3年以内は無償で電池交換ができるそうです。
清家さんはU-motionのクラウド「U-motion Platform」を立ち上げて、さまざまな畜産に関する問題を解決するサービスを開発。そのひとつが牛の総合診療サポートツール「U-メディカルサポート」です。ペットなどの小動物とは異なり大型動物は獣医が直接現地に行くパターンが多く労力がかかっているのが現状だそうです。このサービスを使うことで遠隔診療や電子カルテ作成が可能になります。日頃の牛たちの行動や乳量などの成績データを見える化し、病気の際は電子カルテと連携させることで、より正確な診断や治療が出来るそうです。
また牧場従業員の連絡手段としてスマホの個人アプリの使用が多く、公私混同しがちになっていることに目を付けた清家さんは、畜産関係の仕事に特化したチャットツール「Chumly」を開発。従業員や業者とデータを共有しグループチャットなどで気軽にコミュニケーションが出来る環境を整えているそうです。
U-motion以外では、清家さんは畜産資材の地域による価格差があり、その情報を得る手段が限られている現状を改善するために畜産資材のECストア「U-マルシェ」を立ち上げ、運営しています。入手困難な世界の商材を入手し、ECサイトでなるべく手に届きやすい価格で提供していることもあり、ユーザーの反響は非常に良いそうです。
さまざまな問題を解決するサービスを生み出すパワフルな清家さんのお話を是非お聴き逃しなく!!
「王国ホッとタイム」では、清家さんが畜産業界で牛・豚・鶏のうち、なぜ「牛」を選択したのか、その理由をお聞きしました。U-motion販売当初の苦労話も伺っています。初めて製品を納入した際、PC画面が真っ黒になったというエピソードがありました。原因はまさかのアレでした。また、畜産業界は清家さんが想像する以上に実績重視の世界であり、ITの導入がなかなか進まなかったそうです。しかし、清家さんはコツコツと農家を訪れ、営業活動を行い、コスト改善などのサポートをし続けることで実績を積み上げてきました。数々の困難を乗り越えてきた清家さんの原動力は、今でもお客さまからの言葉です。どんなエールをいただいたのでしょうか?新しい事業への挑戦、畜産の現状とその未来、このアフタートークで明らかになります。ぜひ、最後までお聞きください! -
2025.01.26
牛の行動パターンを見える化しAIを活用
畜産業界のIoTエンジニア(前編)デザミス株式会社の代表取締役兼CEO清家浩二さんをゲストにお招きしました。清家さんは前職で牛舎で使用する換気扇などの販売に携わっていました。お客様には感謝されることが多い一方で実際に製品を使用する「牛」、話すことが出来ない牛たちはどのように感じているのか、話すことができない牛たちの感覚をもっと知りたいと思うようになったそうです。清家さんは牛にセンサーを取り付けて採食、反芻、起立、横臥などの行動をデータ解析することで、さまざまな情報を得られるのではないかと考えました。そして地道にテストを重ねた結果、牛の行動モニタリングシステム「U-motion」を開発。このシステムには、加速度と気圧の2つのセンサーが搭載されており、2つのセンサーを搭載するのは世界的にも珍しいそうです。牛からモニタリングした膨大なデータをAIが解析、病気や発情の情報をユーザーのスマートフォンやPCに通知します。U-motionを導入したことで多くの牛の命が救われているだけでなく、農家の業務改善や収益アップにも貢献しているそうです。最新の畜産IoT技術について是非お聞きください。
「王国ホットタイム」では、畜産に携わるビジネスのやりがいについて、出演者の皆さんが元気いっぱいに語ってくれました! そもそも、出演者の皆さんは昔から畜産に興味があったのでしょうか?畜産に携わり始めて「畜産って面白い!」と思うようになった出来事について話してくれました。 また農家の方々と直接話すと、お叱りもありますが、お褒めの言葉をいただいたりと、ダイレクトに反応が返ってくるので、本当にやりがいがあるそうです。この業界にほれ込む理由がよくわかりますね。 デザミス株式会社はIT企業ですが、昔から地域ごとに支店や代理店があり、全国を回って営業してるそうです。お客様がITを使いこなせるようになるまで、とことんサポートする姿勢も魅力です。今回も楽しいトーク満載です。どうぞお楽しみ下さい。 -
2025.01.19
多くの人々に酪農を知って欲しい
霧島連山の麓に広がるふれあい観光牧場株式会社高千穂牧場営業部次長の谷口健一さんと酪農部酪農課係長の土井俊史さんのお二人にお越しいただきました。都城市にある高千穂牧場は、国内外から年間40万人もの人々が訪れる観光牧場です。高千穂牧場の「安心・安全・おいしい」製品をスーパーやコンビニなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。土井さん曰く良い製品を作り続けるために大切なのは「乳質に良いエサ作り」。粗飼料はほぼ自社で栽培しているそうです。ほかにも「牛にストレスをかけない」ことは重要なポイントで、高千穂牧場は天井の送風機や噴霧など、夏場の対策もばっちり!また観光牧場として常に見られているという意識をもって、牛のためだけではなく、いつでも清潔な牛舎を保っているそうです。番組後半では高千穂牧場のおすすめスポットや搾乳の秘訣をお伝えします。ぜひお聴きください。
「王国のホッとタイム」では、高千穂牧場の人気プリンヨーグルトを味わいながら、さまざまなバックグラウンドを持つ出演者たちの就職したきっかけや仕事を続ける秘訣などを教えて貰いました。入社のきっかけは牧場でのアルバイト経験?!牛と一緒に働く仕事の魅力、パワーは絶大です。数えきれない商品数の中から選ぶお二人のお勧めは「ヨーグルト」「ざるチーズ」「半生プリン」「冷凍ピザ」。食べたことありますか?
高千穂牧場の魅力を商品と生産現場の両方からお届けします。お聴き逃しのないように! -
2025.01.12
おいしい牛乳のひみつ「食べて飲んでゴロリ」とは?
ノンホモミルクをつくる酪農家株式会社松浦牧場代表取締役社長の松浦千博さんにお越しいただきました。松浦牧場は九州生乳販連の生乳品質共励会で2020年から3年連続「優秀賞」を受賞しています。松浦さんが考える「おいしい牛乳のために一番大切なこと」は牛の健康管理。そのためには「食べて飲んでゴロリ」がポイントなのだそうです。牧場から出たたい肥を使って良質な土を作り、そこで育った上質な牧草を牛にたっぷり与え、新鮮な水を好きな時に好きなだけ飲めるように設備を整え、一頭ごとの清潔なスペースを確保。牛たちがリラックスして過ごすことができる牧場経営を実践しています。乳脂肪分を機械的に均一化しない「ノンホモジナイズ低温殺菌製法」で作られた牛乳は、より生乳に近い味に。その香り、味わいに出演者もびっくり!日本の食卓に溶け込むようなパッケージデザインの松浦ミルクは見た目も味も別格です。松浦牧場では2023年夏にオープンしたミルクハウスのほかに、毎年10月から5月の間に1日1組限定の牧場体験も開催しています。体験プログラムを始めた理由や、来場者の方々に伝えたい思いについてもお話していただきました。ぜひ、松浦牧場の魅力をお楽しみください。
「王国のホッとタイム」では、松浦牧場と南国プリンがコラボしたミルクプリンを味わいながら、さまざまな乳製品の開発経緯や松浦さんがアメリカ留学で酪農を志した秘話に迫ります。異文化に触れることで見えてきた日本での酪農の可能性とは?!海外での酪農事情もご紹介します。そして「おいしい肉の焼き方」コーナー?では、最高の秘訣を伝授します。これでBBQのお肉がおいしくなること間違いなし!是非お聴きください。 -
2025.01.05
宮崎県の畜産振興をサポート
マルチタスクの畜産コンサルタント宮崎県畜産協会経営支援部経営支援課課長髙橋ちえさんにお越しいただきました。協会は、地域の農家同士のコミュニケーションを促進するため、「経営者」「若手後継者」「女性」に分けて年に1度、交流会を開催しています。最近開催した女性向け交流会では、約90名の参加があり、分娩などの生産技術の講習を行いました。講習以外に好評なのは全員が発言する「一分間スピーチ」。畜産経験だけでなく日頃のちょっとしたことを共有することで、皆さんを元気をつける会になっています。さらに、協会では昭和末期以降の母牛の購入情報や受精情報など、県内畜産に関する膨大なデータを保有し、さまざまなサポートを提供しています。生産面では子牛の増体や母牛の種付け回数、分娩間隔などの値と市場の値を比較した提言。経営面では生産データと決算データとの照らし合わせを行い複合的に助言しています。多くの農家とデータを見ているからこそできるサポート体制で宮崎県の畜産振興の下支えをしています。
「王国のホッとタイム」では、3児の母でもある髙橋さんはIT業界から畜産業界に転職、意外な軌跡に迫ります。
そして本編に続き、経営を改善するために「コスト削減」「価値の最大化」にとりくむ農家さんについて、お話を掘り下げて伺いました。また、女性農家が増えているそうです。女性の方が牛のちょっとした異常に気がつきやすく、病気が少ない傾向にあるとか?
髙橋さんの約20年にわたるキャリアと女性ならではの視点で語るざっくばらんな畜産トークをお楽しみください。 -
2024.12.29
「一貫した生産販売」で実現する理想の肉作り
信念をもって突き進む和牛肥育農家有限会社山之口畜産 取締役 山之口祐仁さんをゲストにお招きしました。山之口さんは、飲食店での経験を積んだ後、「自分が納得する肉を作り販売してお客様に届けたい!」という強い思いで実家の畜産業を引き継ぎました。餌がひとつ変わると味が変わるため、15年かけてさまざまな餌を試して納得のいく肉を完成させました。
さらに加工場を新設し、営業やPRにも力を入れています。将来的にはより理想の肉をお客様に届けるために肉を自分のこだわった焼き方で提供する飲食店を開きたい夢があります。実は山之口さんは、宮崎県で最初に牛肉の自動販売機を始めた先駆者でもあるのです。山之口さんの情熱とこだわりが詰まったトークをお楽しみください!
「王国のホッとタイム」では、最近お肉を食べる人が減っている?出演者たちのお肉に関する食事事情について伺いました。今回はお家でも簡単に出来るおいしくなる肉の切り方をレクチャーします。「牛でも変わる」「エサでも変わる」「切り方でも変わる」「焼き方でも変わる」焼き肉の深い世界をお楽しみください。さらに、これからの畜産業界の未来について、どう困難を乗り越えていくか熱く語り合います。最後に、新しい一歩を踏み出そうとしている仲間たちに「やってみるしかない!」と、山之口さんからのエールを送ります!是非お聴きください。 -
2024.12.22
畜産と農業の循環型経営を実践
「社会をちょっとでもよくしたい」30年の軌跡ゲストはサンアグリフーズ株式会社 代表取締役社長 礒部 良太さんです。サンアグリフーズは野菜の生産加工、牛肉の加工販売、グループ会社のアグテックでは繁殖・肥育の一貫経営を担当し、グループ全体で「循環する農業」を実践しています。お漬物がサンアグリフーズのメイン商品ですが、その加工途中ででる端野菜を捨てないための製品開発も。たい肥を使った農作物、自社で栽培した飼料で育つ牛。両方手掛けるのは並大抵ではありません。当然、おいしいお肉を育成するのにはプロフェッショナルによる㊙テクがあるそうです。
morimori@joyfm.co.jp
なぜ農作物も畜産も手掛け「サステナブル」を目指すことになったのか?親子二代30年にわたるお話です。
「王国のホッとタイム」では「牛タンを焼いている間にネギが網目から落ちちゃう問題」の答え?が出されます。さらに宮崎県民お勧め焼肉の調味料を紹介します。あなたのお勧めは出てきましたか?もし出てこなかったらFM宮崎までメールにてご連絡ください。 -
2024.12.15
ストレスを減らし、日光浴としっかり栄養で強い牛を!
動物の病院長 & 教授 & 繁殖専門家ゲストは宮崎大学農学部付属動物病院 病院長の大澤健司さんです。宮崎大学農学部獣医学科教授と日本繁殖生物学会理事長も兼任される大澤さんに牛の医療と繁殖についてお話を聞きました。終息したもしくは撲滅したと思っていた感染症が再流行したり、いままで日本では存在していなかった感染症が流行するなど、感染症との闘いに終わりが見えません。専門家大澤さんが農家さんにアドバイスするとしたら免疫力と抵抗性の高い「強い牛を作る」ことだそうです。ストレスを減らし、日光を浴び、しっかり栄養をとり、ワクチンや抗生物質は適正な使用を心がけること。人間と同じですね。繁殖についても日本人が開発した技術を紹介します。ほかにも、牛で技術を培った胚培養士の以外なお仕事もこっそり教えちゃいます。
今回の「王国のホットタイム」は宮崎大学農学部付属動物病院 病院長の大澤健司先生による特別講座です。
まずは「臨床試験」のやり方とn数の取り方についてです。私たちが自分で臨床試験をすることはありませんが、「なるほど」な決まりがあるそうです。さらに先生が注目する遠隔獣医療技術について紹介します。法整備含めて課題はありますが、必要になってくる技術だそうです。
最後に今後の牛産業を担う若者に「技術のチカラで温暖化を食い止めながら、サステナブルな牛産業を続けていくために、世界を見て新しい視点と柔軟な思考を身に付けてほしい」と熱いメッセージを送ります。学生に戻ったつもりでぜひご覧ください。 -
2024.12.08
約束を守ることがブランドの信頼
「尾崎牛」ブランドの創始者(後編)今週も引き続き、株式会社牛肉商尾崎 代表取締役社長 尾崎宗春さんがゲストです。アメリカで畜産を学びながら「ブランドは個人だ」と気づいた尾崎さん。そこから20年かけてエサを改良し「尾崎牛は世界中どこで食べても同じ味」を達成したそうです。尾崎牛としての味を守ることがブランドの信頼につながっています。出荷できる頭数が月70頭、世界から求められ幻の牛ともいわれる尾崎牛ですが、「牛は幻、オレは現実」と、今週も尾崎節は健在です。
「王国のホッとタイム」では、ホリエモン(堀江貴文さん)と一緒に進める「和牛マフィア」の話をお聞きしました。おいしい牛を作る尾崎さんと、レストランビジネスを展開する堀江さんが、新しい世界を創り出しています。超一級品の違いはなんだか分かりますか?ワインと同じで尾崎牛は「香りと余韻」が違うのだそうです。尾崎さんはおいしい牛肉を作るだけでなく「食べたものが身体を作る。しゃべった言葉が心を作る」という素敵な格言も披露。そんな尾崎さんお勧めの「おいしいお肉の焼き方」は、なんと!キッチンにあるアレを使います。「世界の尾崎」によるスペシャルトークです。
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2024.12.01
自分が食べて美味しい肉しか売らない
「尾崎牛」ブランドの創始者(前編)株式会社牛肉商尾崎 代表取締役社長 尾崎宗春さんにお越しいただきました。アメリカで畜産を学び、日本に戻ってから長い時間をかけて尾崎牛ブランドを確立。今では世界52か国に輸出しています。アメリカと日本の畜産の違いを知る尾崎さんだからこそ「自分が食べたくなる牛肉を作ろう」と決めて畜産を始めたそうです。こだわりは自分で設計した「エサ」。エサで内臓を健康にして、健康な霜降り牛肉を作っています。「和牛」と「ブラックアンガス」を食べ比べて「勝てる!」と信じ、自分の道を進んできた尾崎さん。牛を育てるだけでなく、売ることまで考えつくした結果が今の「尾崎牛」につながっています。
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2024.11.24
全国和牛能力共進会2回連続日本一
えびの市唯一の繁殖・肥育一貫農家株式会社坂元農場 取締役 福元峻一さんをゲストにお招きしました。5年に一度開催される「全国和牛能力共進会」において第10回内閣総理大臣賞と第11回農林水産大臣賞を受賞した坂元農場。エサにモネンシン(抗生物質で牛の成長促進に効果がある)を使わない、未経産(出産したことがない)のメス牛だけを最低30か月飼養する、というこだわりを持っています。自分たちで販売も手掛ける坂元農場だからこそ「付加価値」を高めるために毎日牛の状態をチェック。努力と情熱で少しづつ販路を広げているそうです。
「王国のホッとタイム」では、和牛のオリンピックと言われる全国和牛能力共進会について、伺いました。スタッフ含めて100人くらいの「チーム」を組んで出場する様子はまさにオリンピック。一頭一頭、毎日、牛の顔を見て健康状態をチェックするそうです。「命をお金にする仕事をしているからこそ、牛には毎日幸せに過ごしてもらいたい」と牛に接する福元さん。牛養いの方も、牛を食される方も、ぜひご覧ください。
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2024.11.17
「畜産王国みやざき!」誕生秘話大公開スペシャル!
なぜ「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に!!~」が始まったのか、その理由をパーソナリティ大野泰敬が熱く、熱く語ります。世界のフードテックを知る大野が、たまたま展示会FOODEX JAPANで出会った新素材が木を原料にした「セレンピア®」と「元気森森®」でした。そこから大野の探求はスタート!
食料安全保障について熟知する大野だからこそ気づいた「木から生まれた牛のエサ 元気森森®」の可能性。食料自給率の低い日本においてエサ供給がもつ重要性に改めてフォーカスします。
「元気森森®」を引き続きよろしくお願いいたします! -
2024.11.10
農家それぞれのお悩みやニーズを幅広くサポート
2023年家畜感染症学会で大会長賞受賞の獣医師「ゲストトーク」では宮崎県農業共済組合 生産獣医療センター 獣医師の出口祐一郎さんをお迎えしました。2023年に家畜感染症学会大会長賞を受賞した山口さんが考える一番大切なことは「いかに家畜を健康に育てるか」。そのために最も重要なポイントは「エサ」で、「病気にさせない+α」を考えながら飼料設計のアドバイスをしているそうです。
病気の治療はもちろん農家のコンサルタントとしての幅広い活動内容についてお話を伺いました。
「王国のホッとタイム」では、「動物のお医者さん」のリアル、そして大きな牛の中にいる小さな微生物についてフォーカスします。「おいしい肉の焼き方コーナー」(?)では大野が「薄い肉をおいしく焼く方法」を伝授します。 -
2024.11.03
キティちゃんと一緒に牛肉の消費拡大に取り組む
スピルバーグ監督も食べた宮崎牛を支える課「ゲストトーク」にはJA宮崎経済連 畜産部 肉用牛課の蛯原俊さんと、河野愛加さんがキティちゃんと登場。約250軒の農家さんをサポートしている肉用牛課のお仕事内容や、知っているようで知らなかった「宮崎牛」の定義についてお話を聞きました。牛一頭一頭、個別管理で品質維持に努める農家を支えるJAの熱い思いがいっぱいです。
7年連続、アカデミー賞受賞後のディナーで提供され、スピルバーグ監督も食した宮崎牛。これからの展望や戦略についても語ります。
「王国のホットタイム」では、海外で受け入れられるための取組も紹介します。2024年MLBオールスターゲームで選手や関係者にふるまわれた料理の食材に採用された宮崎牛。日本を代表する牛肉となったのには理由があります。 -
2024.10.27
「自分が食べたい牛肉を作る」
おいしい赤身肉のため直往邁進する農家「ゲストトーク」では自分が食べたい牛肉を作りたい!と農家になった株式会社鏡山牧場代表取締役八崎秀則さんをお迎えしました。経産牛を活用し、放牧させ自由に草を食べるという牛本来の生活を尊重した飼育方法で育てた「八崎牛」。旨みを最大限引き出す独自の熟成方法。「優しい顔」の牛を育て、赤身主体の肉質を追求する挑戦ストーリーです。
「王国のホッとタイム」では、40歳過ぎてから農家になった八崎さんの人柄にぐいぐい迫ります。七転び八起きどころか、十転び十一起き?してここまできた八崎さんは、なぜ「へこたれない」のか?心が燃えるお話です。ほかにも、絶対失敗しないおいしい肉の焼き方を大公開!冷凍したほうがおいしい八崎牛?!など、パーソナリティもビックリ!目からうろこのスペシャルトークです。 -
2024.10.20
世界を繋ぐ“Social Food Gastronomy”とは?これからの食の未来
「ゲストトーク」ではSocial Food Gastronomy杉浦仁志さんをお招きしました。2014年から2年連続ニューヨーク国連日本代表レセプションパーティーで日本代表シェフを務め、The Best Chef of 50にも選出されています(2018年)。杉浦さんによると、世界の一流シェフたちは食材を選ぶとき、自分で食べて味を確認するだけでなく、ほかにもポイントがあるそうで・・・「生産者も含めて作り手の信念がないと良いものはできない」と語るシェフの料理はおいしいだけ、ではありません。
「王国のホッとタイム」では、杉浦さんがAIの学校に行こうと思った理由や、食や畜産におけるこれからのAI活用方法について語ります。ほかにも、杉浦シェフもびっくりの「レストラン体験記」など、進化しつづける世界的シェフの貴重なお話が盛りだくさんです。 -
2024.10.13
オーガニック“WAGYU”で世界市場を狙え!
常識にとらわれない若き畜産家の挑戦。「ゲストトーク」では江田畜産株式会社代表取締役CEO江田友輝さんをお迎えし、会社を設立して2年弱で海外や大手ホテルチェーンと取引をするまでに成長させた背景についてお話をうかがいました。東京ステーションホテル、国内と海外のリッツカールトンでも採用されている江田畜産の牛肉。いったいどうやって取引を成功させたのでしょう。海外でも採用されたのは何がポイントだったのでしょう。
「王国のホッとタイム」では「もし江田さんが元気森森®の営業だったら?」「畜産におけるDX」など、畜産農家の次世代を担う江田さんだから語れる内容がたっぷりです。 -
2024.10.06
農業産出額日本一の都城市!その強さの秘密に迫る。
「ゲストトーク」では都城市役所農政部畜産課 課長鹿屋浩二さんをお迎えしました。農業産出額911億円のうち畜産が85%、778億円で4年連続全国一位、そしてふるさと納税受入額一位の都城市。都城市がどのように農家を支援し、産業を活性化につなげているかうかがいました。ほかの市町村でも活用できるヒントがたくさんあるのではないでしょうか。
「王国のホッとタイム」では大野さんが「元気森森®サポーターになった理由」を語ります。なぜ畜産に特化したラジオ番組が始まったのか?初回ならではのHOTなトークをお楽しみください。