野球部からのメッセージ

新しいシーズンを迎えるにあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。昨年は皆様のご支援、ご声援をいただき悲願の都市対抗野球本戦初出場を果たすことができました。工場を取り巻く環境が非常に厳しい状況の中、選手たちは野球ができる感謝の気持ちを忘れず、持てる力を十分発揮してくれました。東京ドームでは、石巻市民、日本製紙グループの社員、取引先の皆様とたいへん多くの方々に応援していただき、すばらしい舞台を経験することができました。

また、都市対抗出場により石巻市の知名度向上に寄与したことが評価され「いしのまき大賞」というすばらしい賞を頂くことができました。都市対抗出場、野球教室の開催、練習場として使用している河南球場の整備・清掃など野球を通して地域に貢献でき、野球部の存在をアピールできた年でした。

今年は1月4日から練習を開始し、2月10日に鹿島御児神社で必勝を祈願、14日から静岡県掛川市で春季キャンプに入りました。昨年、阿部・舩山・小野寺のベテランと白根・ヤクルト入団の久古の両投手を加えた5名が勇退しました。エースと4番が抜け大幅な戦力ダウンが懸念されますが、秋・冬季練習による若手の台頭、新戦力7名の補強により十分カバーできると確信しております。選手26名が熾烈なレギュラー争いをしながら、さらにチーム力が上がっていくことを期待しています。