当工場は、仙台から南へ約20Km、国道4号線と6号線、また、東北本線と常磐線が合流する交通の要衝にあり、東北の工業地帯の要である仙台港、塩釜港の近くに位置し、仙台空港からもアクセスしやすい立地にあります。このような良好な立地条件に加え、豊かに流れる阿武隈川の水資源にも恵まれ、発展してきました。
1968年(昭和43年)、最先端の技術を結集し、最新鋭の工場として誕生した岩沼工場は、敷地面積623,233m2を有し、その広大なスペースの中には、紙パルプの一貫生産ラインが理想的にレイアウトされています。
近年では、養牛用高消化性セルロース(製品名;元気森森®)の製造といった、場内の木材パルプ製造設備を活かしたバイオリファイナリー事業にも乗り出すなど、主力製品である新聞用紙以外の事業にも取り組んでいます。

工場名

日本製紙株式会社 岩沼工場
(にっぽんせいしかぶしきがいしゃ いわぬまこうじょう)

所在地

〒989-2492
宮城県岩沼市大昭和1-1

連絡先
敷地面積

623,233m2

従業員数

283人(2024年4月1日現在)

パルプ設備能力

木材パルプ 870トン/日
古紙パルプ 1,430トン/日

抄紙機設備能力

3台 1,475トン/日

動力設備能力

ボイラー5缶 最大蒸気量910トン/時
タービン5基 出力182,650KW

  • 予備缶・予備機を含む
用水

阿武隈川
最大取水量 300,000m3/日

年間生産量(2022年実績)

紙 466,148トン

主要製品

新聞用紙、中下級紙、製紙用パルプ、養牛用高消化性セルロース

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