当工場は、富士山の南麓に開けた、古くから製紙の街として栄えてきた静岡県富士市に1918年(大正7年)に設立されました。豊富に湧出する水を利用して、長い歴史の中で培ってきた高度な薄葉紙製造技術を背景に、たばこ関係紙、薄葉印刷紙、複写用紙、加工用原紙、特殊・機能紙など、独特な薄葉紙を生産しています。
首都圏と関西圏のほぼ中央に位置するという地の利を活かして、多品種・小ロット生産対応へのフレキシブルな生産ラインを構築し、顧客の多様化するニーズにスピーディーにお応えしています。
住宅地に隣接した工場として、排水、大気、振動などの環境保全には最大限の対応を講じ、地域社会と共生しながら高品質な製品を持続的に安定供給するよう努めています。

工場名

日本製紙パピリア株式会社 原田工場
(にっぽんせいしぱぴりあかぶしきがいしゃ はらだこうじょう)

所在地

〒417-0852
静岡県富士市原田506

連絡先
敷地面積

43,079m2

従業員数

98人(2024年4月1日現在)

抄紙機設備能力

3台 82トン/日

動力設備能力

ボイラー10缶 最大蒸気量30トン/時 ※ 小型貫流ボイラー

用水

地下水
最大取水量 27,000m3/日

年間生産量(2023年実績)

紙 15,000トン

主要製品

薄葉紙(軽量印刷用紙、軽量多色印刷用紙、辞典用紙、複写用紙)、たばこ関係紙、機能紙、特殊紙