全員営業で一枚岩となり、
マーケットインの実践でお客様に選ばれる会社を目指す


当社は、2016年10月、日本製紙株式会社と特種東海株式会社の段ボール原紙及び重袋用・一般両更クラフト用紙事業の提携により、両社の販売部門を統合して発足いたしました。

紙・板紙の中でも、需要減少が著しいグラフィック系の紙に対し、段ボール原紙をはじめとする産業系の紙は、今後も比較的堅調な需要が期待されています。しかしながら、その販売面においては、供給過剰と過当競争が長く続き、非常に厳しい状況が続いていると言わざるを得ません。当社の発足は、そのような業界構造の変革に向けての試金石と捉えていただければと考えております。

当社の強みは、日本製紙の秋田工場、関東工場、富士工場、大竹工場と、このたびの事業提携により特種東海製紙から分社化された新東海製紙株式会社の島田工場という、業界トップクラスの生産設備を持つ両社の工場で生産された高品質の製品を販売できることです。また、大消費地である関東甲信越、中部、関西はもとより、全国どこへでも供給できる工場立地であることも、お客様への安定供給を実現しております。今後は、日本製紙と特種東海製紙の事業提携の深化とともに、生産・輸送の効率化を図りながら、製品の付加価値を高める取り組みも進めてまいります。

当社の社名は、社員からの公募により決定いたしました。日本製紙と特種東海製紙が一体となり、産業用紙の販売に全力で取り組む決意を表しました。また、シンボルマークは、両社のシンボルマークに共通する縦スリットに対し、横スリットで両社の結び付きを表現するとともに、両社に共通する青色をベースカラーとし、全体的に力強さ、存在感、新鮮さを連想させるデザインを採用しました。

当社の営業の基本は、マーケットインの実践です。当社の社員の「融和」と「相互理解」をすべてに優先して実現しながら、全員営業で一枚岩となり、お客様のニーズに迅速に対応し、積極的な提案営業を実践し、お客様に選ばれる販売会社を目指してまいりますので、何卒ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社(NTI)
代表取締役社長
武藤 悟