当工場は北海道のほぼ中央に位置しており、道内各地からチップ・木材を容易に集荷できる地理的条件に加え石狩川の良質な水を活かし、パルプを生産する工場として1938年6月(昭和13年)に設立されました。
その後、紙の生産を開始し、歴史の変遷に伴って様々な品種・優れた品質の紙を造り続けてきました。永年培ってきた伝統と技術を背景に、微塗工紙をはじめ食品容器原紙、情報用紙、特殊紙(壁紙原紙、加工用原紙)、クラフト紙、板紙等を生産しています。
1998年11月には、ISO14001(環境マネジメントシステム)の登録工場となり、省エネルギーや廃棄物の削減など環境に配慮した生産活動に取り組んでいます。又、2008年10月にはバイオマスボイラーの運転を開始し、重油からの燃料転換によるオイルレス化と、CO2排出量の削減に寄与しています。

工場名

日本製紙株式会社 旭川工場
(にっぽんせいしかぶしきがいしゃ あさひかわこうじょう)

所在地

〒070-8611
北海道旭川市パルプ町505-1

連絡先
敷地面積

1,140,000m2

従業員数

275人(2023年4月1日現在)

パルプ設備能力

木材パルプ 660トン/日
古紙パルプ 100トン/日

抄紙機設備能力

5台 650トン/日

  • オンマシンコーターを含む
動力設備能力

ボイラー6缶 最大蒸気量710トン/時
タービン4基 出力51,900KW

  • 予備缶を含む
用水

石狩川、牛朱別川
最大取水量 259,200m3/日

年間生産量(2023年実績)

紙 822,132トン
板紙 6,434トン

主要製品

上質紙、微塗工紙、情報用紙、壁紙原紙、食品容器原紙、クラフト紙、板紙

関連情報