「元気森森®」が育む上質な牛肉と日本畜産の未来
株式会社スペックホルダー 代表取締役社長 大野 泰敬
- 大野 泰敬氏
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農林水産省客員研究員として食料安全保障を専門的に研究している大野泰敬さん。この1年は「畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に‼~」のパーソナリティとして畜産にかかわる幅ひろい情報を発信してきました。元気森森®についてはよくご存じですが、元気森森®で育った牛肉を食べるのは初めてです。普段もよくお肉を食べる大野さんに試食していただきました。
「元気森森®」で肥育された牛肉を食べて
今回、「元気森森®」で肥育された牛肉を試食し、ほかのお肉と食べ比べてみたのですが、まず一口食べて驚いたのはその上品な風味でした。一口食べると、その違いがはっきりとわかりました。さらに、牛肉の繊維が非常に細かく、しっとりとしたキメの細かさから、口当たりや喉越しがとても滑らかだと感じました。そして、上品な甘みが感じられました。他の部位ではどのような違いがあるのか、非常に興味をそそられます。
高純度セルロースにより高TDNかつ消化が緩やかの特徴がある「元気森森®」。シンプルに健康的な安心な餌で、ストレスなく育てられた牛は、状態の良い肉質になるということが改めて感じることができました。
「元気森森®」の価値について
「元気森森®」のコンセプトは素晴らしい、の一言に尽きます。特に、国産で安定的に生産できるという点が非常に魅力的です。日本の畜産業は飼料のほとんどを輸入に頼っており、為替や世界情勢に大きく左右されるという課題を抱えています。そうした中で、この「元気森森®」は、その課題に対する一つの答えになると思います。
すべてを100%国内生産に切り替えるのは現実的に難しいかもしれませんが、少しでも海外への依存度を下げていくために、最も有効的な手段だと感じています。安定した品質で供給でき、価格の変動も費用対効果も許容範囲であるという点において、「元気森森®」は国内において重要な存在ではないでしょうか。
「元気森森®」の価値と効果が正しく広まることで、日本の畜産業がより安定的なものになることを期待しています。
肉質改善につながることを実感していただけてよかったです。
これからも日本の畜産業に役立てるよう、安定品質・安定供給につとめてまいります。
