飼料設計の土台として元気森森®がもたらす安心感

羽田牧場 
羽田光論氏
(栃木県)

栃木県矢板市に位置する羽田牧場は、祖父の代に戦後開拓で入植し、野菜栽培から酪農へと転換した。現在、搾乳牛45頭、育成牛45頭を飼養する羽田牧場では、2023年2月から国産養牛飼料「元気森森®」を導入している。羽田光論氏に導入経緯から効果、そして飼料設計における「元気森森®」の重要性について話を聞いた。

羽田牧場

飼料価格の高騰時に出会った元気森森®

多くの飼料が高騰し酪農経営が厳しい状況に直面していた時期に、齊藤先生(現シルバーデーリィクラブCowアドバイザー)から紹介を受けました。他の飼料とは異なり木からつくられたで珍しい飼料で、まずは使ってみたいと思いましたね。

乳成績向上と牛の健康維持に寄与した元気森森®

当初は乾草の代替として考えていました。2023年2月初旬から搾乳牛に原物1㎏/頭・日で慣らし給与を開始したところ、乳量の微増、乳脂肪の向上(4.0%から4.3%)、ルーメン内や健康状態の良化が見られました。特に、糞の未消化コーンが減り、冬場の下痢が少なくなったのは大きな変化でしたね。春になっても牛群が安定し、エサ全体の消化率も向上。飼料設計を変えても牛が体調を崩さなくなったことから、2023年6月に元気森森®の本採用を決めました。

元気森森®の効果を実感した羽田さん

季節ごとの効果と給与の工夫について

本採用を決めた2023年夏は、乳脂肪の低下を心配する必要がなくなりました。そのため、脂肪酸カルシウムを無添加にしましたが、乳脂肪への影響はありませんでした。現在も無添加で給与しています。冬場は表層が若干凍結しますが、TMRを持っているので、TMRで加水してミキサーでバラバラにすることで対策を行いました。

冬場の工夫はTMRで加水

元気森森®が餌のベースとなっている安心感

元気森森®が餌のベースとなっていることへの安心感が非常に大きいです。飼料設計はコストと品質の兼ね合いですが元気森森®をベースにすることで、急に餌を変更しても牛の体調が崩れにくくなりました。波はありますが、以前よりも牛群が安定していることを実感していますよ。

未来に向けた目標と元気森森®への期待

今後の目標は、今の良い状態をキープし、さらに安定させていくことです。そのためにも、元気森森®を継続して使いたいと考えています。これからも元気森森®の安定した品質と供給を期待しています。

羽田さんと共に歩む牛たち
先代が残した看板と共に歩む羽田牧場

聞き手:日本製紙 バイオマスマテリアル・コミュニケーションセンター
取材日:2025年11月27日
写真:日本製紙撮影