PakUpcycle研究室

PakUpcycle研究室

飲料用紙パック(以下、紙パック)のリサイクル率向上のため、従来はリサイクルに回されていなかった紙パックの
リサイクルを目指す『PakUpcycle』(パックアップサイクル)。取り組み内容について紹介します。

取り組み内容の紹介

  • 紙パックリサイクルの残渣
    (ポリエチレンやアルミニウム等)
    マテリアルリサイクル

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    紙パックリサイクルの残渣
    (ポリエチレンやアルミニウム等)
    マテリアルリサイクル

    紙パックは、紙とポリエチレンで構成されており、バリア性を強化するために、アルミニウムが使用されている場合もあります。(アルミニウム使用により、常温で長期保存が可能となります。)リサイクル工程では、「紙」とそれ以外に分離され、「紙」は家庭紙等に再利用される一方、残りの「ポリエチレン」や「ポリエチレンとアルミニウムの混合物」(以下、ポリアル)のマテリアルリサイクルは技術的に難しいとされています。PakUpcycleでは、㈱リプロ・萩原工業㈱と共同で、紙パックを余すことなくリサイクルするため、ポリ・ポリアルのマテリアルリサイクルを推進しています。
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  • 紙パックリサイクルを身近に
    感じてもらうための活動

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    紙パックリサイクルを身近に
    感じてもらうための活動

    紙パックのリサイクル率向上には、消費者の方々のご理解・ご協力が不可欠です。当社は、紙パックリサイクルを身近に感じてもらうために、紙パックリサイクル残渣ポリ・ポリアルを使って工作を楽しんでもらうワークショップ等を行っています。
    写真は日本大学芸術学部のオープンキャンパスで行ったワークショップの様子です。ポリ/ポリアルでできたパーツをくっつけてもらい、ツリーのオブジェを作りました。

  • 日本テトラパックとの
    紙パックリサイクルでの協業

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    日本テトラパックとの
    紙パックリサイクルでの協業

    2024年6月19日、日本テトラパックと日本製紙は、飲料用紙パックのリサイクル率向上に向けた検討・取組について、幅広く協業していくことで合意しました。今後、具体的な協業内容を発表していきます。
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PakUpcycle
開発秘話

リサイクル素材には「低品質」「安価」等のイメージを持たれてしまうことがあります。PakUpcycleを拡大していくには、より多くの企業・団体の協力、一般消費者の方々からの理解が不可欠です。私たちは、PakUpcycleのコンセプトを皆さまに発信し賛同いただくこと、紙パックリサイクルの用途拡大がゴールへの第一歩と考え、これからも活動の拡大を目指します。

プロジェクトを
立ち上げた人