お知らせ雲雀野地区南防波堤用ケーソン(2函)にCfFA®を使用

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄)は、「日本製紙MFA東北有限責任事業組合」を通じて、みらい建設工業株式会社(社長:五関 淳 所在地:東京都港区)が実施する国土交通省東北地方整備局発注の仙台塩釜港塩釜港区貞山地区岸壁(-9m)外本体工事の雲雀野地区南防波堤用ケーソン(2函)で使われるコンクリート用混和材として、加熱改質フライアッシュ「CfFA®(Carbon-free Fly Ash)」を供給しました。ケーソンとは、防波堤や岸壁を造る際に使われる鉄筋コンクリート製の構造物となります(下図参照)。
CfFA®を配合した生コンクリートは、昨年同省発注の雲雀野地区防波堤(南)築造工事の消波ブロック製作と同じ河南生コンクリート株式会社(社長:髙橋 高雄 所在地:宮城県石巻市)から出荷されました。石巻地区の公共工事で使用されたのは今回が2例目となり、建設資材の地産地消による資源循環を推進する取り組みが着実に実を結び始めております。

加熱改質フライアッシュ「CfFA®」は、当社の基幹工場である石巻工場(宮城県石巻市)の石炭火力発電施設で発生するフライアッシュの未燃カーボンを1%以下に均質化したJISⅡ種フライアッシュで、コンクリート製品の品質向上を実現する建設資材として、2016年4月より販売を開始しています。従来より、フライアッシュはコンクリートの高品質化に寄与することが知られておりますが、今回の工事では特に長期強度の発現、耐塩害性の向上によるスケーリングの防止を期待して「CfFA®」が使用されました。

当社は企業グループ理念に「人々の暮らしと文化の発展に貢献する」ことを掲げています。今後も東北地方の震災復興やインフラ整備に貢献することを目指します。

※スケーリング

凍結融解作用によりコンクリート表面がフレーク状に剥離する現象。塩分の存在により促進される。



■本件製造のケーソン(長さ20m×高さ15.7m)

  

      防波堤(岸壁)イメージ図               ケーソン全景写真

 


以上