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ニュースリリース 経営・財務

米国子会社日本ダイナウェーブパッケージングにおける事故について(第6報)

日本製紙株式会社

米国ワシントン州にある当社子会社日本ダイナウェーブパッケージング(以下、NDP社)の工場で発生したタンクの倒壊事故につきまして、現在の状況をお知らせします。

本事故によりお亡くなりになられた方に、謹んで哀悼の意を表するとともに、ご遺族に対して衷心よりお悔やみ申し上げます。また、事故により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。地域の皆様、お取引先様および関係者の皆様にも多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことにつきまして、重ねてお詫び申し上げます。

 

現地時間6月15日15時30分現在(日本時間6月16日7時30分)の状況は以下の通りです。

(現時点の状況を整理して御報告いたします。)

 

1. 発生状況

2026年5月26日午前7時頃(現地時間)、パルプ製造に使用する薬品用タンクが倒壊しました。当該タンクは容量約90万ガロン※規模で、当局発表に基づく、薬品の推定流出量は55万〜57万ガロンです。(※1ガロン=約3.8ℓ(米国基準))

 

2. 人的被害

死者11名

負傷者8名

 

3. 設備被害

パルプ製造に使用する薬品用タンク1基が倒壊。薬品(白液)が流出し、その周辺部が破損しています。なお、パルプ製造設備、ボイラー、抄紙機、エクストルーダー等の主要設備について重大な損傷は確認されておりません。

 

4. 事故原因

事故原因は現在調査中です。

 

5. 環境への影響

現時点では、周辺住民への健康被害や重大な汚染は確認されておりません。Washington State Department of EcologyおよびU.S. Environmental Protection Agency(EPA)により、継続的な監視が行われており、以下の点が確認されております。

・大気の状況:EPAによる24時間監視で、有害ガスは検出されておりません。

・ロングビュー市飲料水:安全が維持されております。飲料水は地表から約200フィート(約60m)下にある深い地下帯水層を水源としております。汚染が公共の水系へ到達する兆候が検知された場合には、公共の水系側で自動的に対応・停止する仕組みが整備されており、24時間体制で監視が行われています。

・コロンビア川の水質:本事故発生当初に、工場近くの排水路に限定して死魚が確認されたものの、コロンビア川本流への重大な影響は確認されておりません。また遊泳・釣り等のレクリエーション活動への影響もありません。

・排水路の水質:排水路については、放流・洗浄と希釈が実施され、pHは6〜7(通常範囲)への回復が確認されております。

 

6. 操業への影響

本事故の影響により、NDP社は現在生産を停止しています。

 

7. 業績への影響

業績への影響は引き続き確認中です。

 

8. 当社グループの対応体制

当社は、事故発生直後より、代表取締役副社長を本部長とする「NDP事故対応対策本部」を設置し、現地の対応状況の把握および情報連携を行いながら、NDP社を支援しています。

 

NDP社は、U.S. Chemical Safety and Hazard Investigation Board(CSB)、Washington State Department of Labor & Industries(L&I)、Washington State Department of Ecology、U.S. Environmental Protection Agency(EPA)等の関係当局の調査・証拠保全に全面的に協力しています。

 

 

以上