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ニュースリリース 製品・ブランド 木質由来新製品

「Cu-TOP®アオ」を用いた片麻痺患者向けリハビリ器具の開発について

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(代表取締役社長:瀬邊明、本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、福祉メーカーであるシュポーン株式会社(代表取締役社長:堺 裕太、本社:愛知県弥富市、以下「シュポーン」)およびコンピュータ横編機のリーディングカンパニーである株式会社島精機製作所(代表取締役社長:島 三博、本社:和歌山県和歌山市、以下「島精機製作所」)と共同で、片麻痺のある方の日常生活とリハビリを支える「ここち」シリーズとして、手にそっと添えるケアグリップ「添え心地」と左右を揃えない靴下「進み心地」を開発しました。「添え心地」は本日(10月1日)上市、「進み心地」は2026年冬頃の販売開始を予定しています。(本日より予約注文可能)

シュポーンの開発メンバーは全員が理学療法士であり、親会社が運営するリハビリ施設で日々患者と向き合っています。その中で感じている課題について解決するアイデアはありましたが、実現する手段を持ち合わせていませんでした。そのような折に、展示会にて当社が高機能和紙糸「Cu-TOP®アオ」という抗菌・消臭機能をもつ製品を開発していること、その特徴を活かし介護用品の分野にも進出していることを知り、お話をするうちに当社もシュポーンの課題を解決するお手伝いができると考え、共同でアイデアを実現するため、開発を進めてきました。

「Cu-TOP®アオ」の開発当時から技術協力として参加している島精機製作所はコンピュータ横編機のリーディングカンパニーであり、独自に開発した世界初のホールガーメント横編機によって、一着丸ごと立体的に編み上げることが可能です。この技術により、障害者向けリハビリ器具を作るうえで左右非対称での生産や過剰在庫を持つといった課題に対し、少ない生産数でも制作することが可能となりました。

① 「添え心地」:手にそっと添えるケアグリップ
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片手が麻痺している患者は、その手が固まることで自分の爪が手に当たってしまう悩みがある。
握り込む手にそっと添え、手を休ませる姿勢を支えるケア用品。
従来品は一体型で手入れが難しかったが、グリップとカバーを分け、洗濯も可能にする事で介護者側も手入れの効率化が図れる。
カバーには「Cu-TOP®アオ」を用いることで、汗腺が多数ある手のひらを長時間握っていても菌の繁殖や臭いを防止し、清潔に使用できる。
グリップには当社が天然木材のパルプを微細化したセルロースパウダーである「KCフロック®」を混ぜることで、適度な反発と耐水性を実現。

② 「進み心地」:左右を揃えない靴下
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片足に麻痺がある患者にとって、麻痺している足を降り出すのが困難な悩みがある。
健康な方の踵を5mm高くし、足を振り出す際の引っかかりにくさを考えた靴下。
足裏面と足先に蒸れにくい「Cu-TOP®アオ」を用いることで、衛生的で臭いが気にならない。
左右非対称となるが、ホールガーメント横編み機を用いることで、1枚から生産が可能なため、製品化を実現した。

脳卒中などを起因とする片麻痺患者は、全国で約27万人※おり、その人数は年々増えていると思われます。片麻痺患者は1日の大半を装具を装着して過ごしますが、慢性的な蒸れが一つの課題であります。「Cu-TOP®アオ」は抗菌・消臭性能を持ち、このような高齢化社会における課題解決に寄与すると考えています。
さらに、「Cu-TOP®アオ」は、工場で安全靴を履くという過酷な環境でも耐えられる製品にも採用されています。高い耐久性がありながら、蒸れや臭いを抑えられるという特徴を活かし、医療・介護、スポーツ分野などでの商品展開をさらに進めていきます。

商品はシュポーンの販売サイトにてオーダーできます。
「ここち」ブランドサイト:https://syupoon.net/lp?u=cocochi
「添え心地」販売サイト:https://syupoon.net/lp?u=soecocochi
「進み心地」販売サイト:https://syupoon.net/lp?u=susumicocochi

また、10月7日から9日まで、東京ビッグサイトで開催される「第53回国際福祉機器展&フォーラム」において、シュポーンの親会社である株式会社Welloopのブース(1-01-06)でも展示します。
https://hcr.or.jp/

  

以上

  

※平成18年身体障害児・者実態調査 厚生労働省調べ
◆ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標です。