日本初、飲料用紙パックの水平リサイクルプロトタイプを作成
―「Pack to Pack」 紙パックを紙パック原料へ再利用 ―
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬邊明、以下「当社」)は、紙パックを再び紙パックの原料として活用する「Pack to Pack」の実現に向けた取り組みを開始しました。本取り組みにおいては、日本国内で分別回収される、飲料用紙パックを含む食品用途古紙から高品質なパルプを製造し、紙パック原紙の原料として再利用します。「紙パック古紙を紙パックに再度生まれ変わらせるという水平リサイクル」を、循環型社会の一つのソリューションとして提案していきます。2026年10月14日~16日に東京ビッグサイトにて開催される「TOKYO PACK2026-東京国際包装展」にてプロトタイプの展示を行います。
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1.会 期 |
10月14日(水)~16日(金) 10時~17時 |
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2.場 所 |
東京ビッグサイト(東京国際展示場)東ホール *当社ブース: 1G - 01 (東1ホール) |
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3.主 催 |
公益社団法人日本包装技術協会 |
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4.入 場 料 |
無料※ ※来場案内状(招待券)を持参した場合・WEB事前登録した場合 |
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5.主催者テーマ |
包みの技術で 世界に優しさを |
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6.ホームページ |
TOKYOPACK 2026 - 東京国際包装展 |
経緯
紙パックは、再生可能な木材由来のパルプを主原料としておりそれ自体が環境配慮型の容器です。一方で、全国牛乳容器環境協議会が目標とする紙パック回収率(損紙・古紙を含む)50%の達成に向けて、使用済み紙パックの回収率向上や再生用途の拡大には、さらなる取り組みが求められています(2024年度の回収率は38.9%。「2026紙パックリサイクル年次報告書」より)。当社グループはこれまで、紙パック古紙の高品位なパルプの特性を活かし、主にティシューやトイレットロール等の衛生紙への再利用を進めてきました。
そして、これまでとは一線を画した今回の取り組みでは、富士工場の食品・飲料用紙容器専用リサイクル設備で使用済紙パック等をパルプ化、これらを原料に当社工場で紙パック原紙として抄造、紙パック専門工場の日本製紙リキッドパッケージプロダクト株式会社で紙パックに加工、さらには当社テクニカルセンターのNS-FUJI充填機*¹で内容物充填成形するという当社ならではの一貫製造体制を活用しました。
なお、NS-FUJIのような無菌充填紙容器では、容器内側に紙の端面(切断面)が露出しないよう全面を樹脂で被覆しています。このため紙の端面が内用液に直接接触することはありません。

今後の展開
当社は、「PakUpcycle®(パックアップサイクル)プロジェクト」の一環として、紙パック古紙の再利用拡大と回収率向上を目指しています。紙パックの資源循環をさらに促進し、紙パックが持つ再生可能資源としての価値を高めるとともに、持続可能な容器包装の実現に貢献してまいります。
以上
*1 NS-FUJI充填機
飲料の長期保存を可能とする無菌充填包装システムです。飲料を直接包装する液体用紙容器のLL(Long Life)化は、最適な複合素材化や容器形状デザイン、さらには、高度な技術を結集した充填機があって初めて可能となります。
LLシステムで長い経験と実績を持つ日本製紙と、液体充填機で世界をリードする四国化工機株式会社が、それぞれの技術を結集し共同で開発した無菌充填包装システムです。