ニュースリリースバイオマス度98％の環境にやさしいチルド用液体紙容器『NP-PAK Bio』を新発売～表裏ラミネートに植物由来樹脂を使用し、環境負荷を低減～

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(代表取締役社長：馬城 文雄)は、材料のほぼすべてに植物由来の再生可能なバイオマス素材を使用したチルド用液体紙容器「NP-PAK Bio(エヌピーパック バイオ)」を発売します。

一般的に紙容器の表裏ラミネートには化石燃料由来の樹脂が使われていますが、「NP-PAK Bio」は、表裏ラミネートに植物由来の樹脂を使用することで、従来の紙容器の機能を損なわずに、容器全体のバイオマス度（注１）を約98％にした環境にやさしいチルド用液体紙容器です。また、「NP-PAK Bio」に使用している植物由来樹脂のライフサイクルで発生するＣＯ２の量は化石燃料由来樹脂比較で60%削減、地球環境負荷の低減に貢献します。

「NP-PAK Bio」の開発に伴い、バイオマスマーク(注2)を新たに取得。バイオマス度90％のマークを容器に表示することができます。また、併せて既に取得している森林認証マークの付与も可能で、環境と社会に配慮した製品として提供していきます。

当社は「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として、市場に高まる環境ニーズに応え、環境に配慮した製品の開発を進め、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

注１)バイオマス度
製品の乾燥重量に対する使用したバイオマス(生物由来原料)の乾燥重量が占める割合。

注2)バイオマスマーク
一般社団法人 日本有機資源協会が認定するマーク。生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び関連法規、基準、規格等に合致している環境商品の目印となる。ミニ容器は現在申請中(登録番号：160006)。

以上