【ビューティ編】「さらさら」なのに高保湿!肌にも環境にも優しい新素材

化粧品を選ぶ基準は、いま大きく変わっています。「しっかり保湿できるか」「ベタつかず快適に使えるか」といった機能性はもちろん、「環境にやさしいか」「動物実験をしていないか」など、エシカルな視点も求められるようになりました。
こうした価値観の変化の中で注目されているのが、木材由来の新素材 セレンピア®ビューティです。ほんの少量を配合するだけで、さまざまな機能を発揮する最先端のバイオマス素材で、国内外の化粧品メーカーからも評価が高まっています。

高機能を実現するマルチな役割

セレンピア®ビューティは、単一の機能をもつ化粧品原料ではありません。化粧品の安定性や機能性を高める「多機能素材」として活躍します。

ベタつかないのにしっとり。曳糸性の低さ

セレンピア®ビューティの水分散液は高粘度でありながら、曳糸性が非常に低いという特性があります。曳糸性とは、液体が伸びて糸のようになる現象のことです。これが強いと、肌に塗ったときに「ベタつく」「重たい」と感じやすくなります。
セレンピア®ビューティは曳糸性がほとんどないため、軽く伸びる、ベタつかない、それでいてしっとり潤う仕上がりを実現しています。

分散・乳化を長時間キープ

セレンピア®ビューティは、水中に分散した微細な繊維が網目状の構造を作り、顔料や油滴をしっかり抱え込みそれを保持するため、高い分散性・乳化効果を発揮します。フェイスパックや美容液、日焼け止めなどで多数採用されています。

ヒアルロン酸Naと同等の保水性

保湿力も非常に高く、試験ではヒアルロン酸Naと同等の保水性能が確認されています。乾燥による肌の水分変化を測定したテストでも、セレンピア®ビューティ配合品は水分保持力が高く、時間が経っても潤いが続くことがわかっています。
「さらさらなのに高保湿」という新しいテクスチャーは、スキンケア・フェイスマスク製品を中心に採用が一気に広がっています。

きめ細かく弾力性の高い泡

洗顔料やシャンプーなど、泡を使う製品でも高い効果を示します。セレンピア®ビューティを配合すると、泡が細かく弾力性が増し、より「へたりにくい泡」を作るため洗浄力を高めることが可能です。

花粉・PM2.5をブロックする皮膜形成

セレンピア®ビューティは乾燥すると「薄く強い膜」を形成します。その膜の表面にはナノレベルの凹凸があり、これが花粉やPM2.5などの微細な汚れの付着を物理的にブロックします。
いわゆるアンチポリューションといわれる機能で、化粧水や美容液に配合すると、外的ストレスから肌を守るバリアとして働きます。

肌にも環境にも優しいサステナブルな素材

セレンピア®ビューティは、原料の調達から使用後の環境への負荷まで、全ての場面において、サステナブルな素材です。いま求められている「肌にも環境にも優しい美しさ」を叶えてくれる化粧品原料なのです。これからの化粧品づくりを大きく変えていく可能性を秘めています。

持続可能な森林資源から生まれたエシカルな素材

セレンピア®ビューティの原料は木材由来のセルロースです。木材は再生可能な循環資源です。日本製紙グループは国内外16万haの森林を有し、管理するすべての森林において森林認証を取得しています。国内では製材残材や間伐材を有効活用しています。セレンピア@ビューティそのものが、持続可能な素材です。
近年、ヨーロッパを中心に石油系界面活性剤を使わない処方への移行が加速しています。セレンピア@ビューティは木材由来ですので、ナチュラル処方、クリーンビューティ対応の化粧品づくりに役立っています。
性能試験において動物実験を行っていない(クルエルティフリー)点も、エシカルな素材として評価される理由のひとつです。

28日後に70%の生分解度

セレンピア®ビューティは自然に分解される性質を持ち、OECD 301F試験では28日後に70%の生分解度が確認されています。これは、易生分解性物質と認められる基準(60%)を上回るもので、使用後に自然環境に戻りやすい素材です。
ISO16128に基づく自然由来指数は85%で、ナチュラル化粧品にも採用が進んでいます。