ニュースリリース勇払バイオマス発電所の営業運転開始について~北海道苫小牧市の当社敷地を活用、再生可能エネルギー普及拡大へ~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下「当社」)は、双日株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤本昌義、以下「双日」)と発電事業会社「勇払エネルギーセンター合同会社」を共同で設立し、勇払バイオマス発電所の建設を進めてきましたが、このたび設備が完成し、本日より営業運転を開始しました。

「勇払バイオマス発電所」


勇払バイオマス発電所の発電出力は74,950kWで、バイオマスを専焼する発電設備としては国内最大級です。燃料は、主に海外から調達する木質チップとPKS(パームヤシ殻)のほか、北海道内で発生する林地残材等の未利用木材を使用します。発電設備の運転および保守は当社が受託し、安全かつ安定的に運用していきます。


当社は、製紙工場で培った発電の技術・ノウハウを生かし、エネルギー事業に注力しています。今回、双日と共同で開始する勇払バイオマス専焼発電事業では、勇払の土地と設備、運転技術を有する人材、バイオマスの調達力などの強みを生かし、長期安定的な事業運営を進めていきます。当社は、「木とともに未来を拓く」のスローガンの下、CO2排出量低減につながる木質バイオマスのエネルギー分野への活用を進め、事業拡大を図るとともに、電力の安定供給並びに地元・北海道の発展に寄与していきます。

勇払エネルギーセンターの概要

(1)会社名 :勇払エネルギーセンター合同会社
(2)所在地 :北海道苫小牧市字勇払(日本製紙白老工場勇払内)
(3)設立年月日 :2019年2月14日
(4)出資比率 :日本製紙51%、双日49%
(5)使用燃料 :木質チップ、PKS、国内未利用材
(6)発電出力

:74,950kW (発電端)

(7)運転開始日

:2023年2月2日


以上