CNF研究所セルロースナノファイバーの製造技術と用途開発

CNF 分散液(ビーカー内)と実証生産設備
セルロースナノファイバー 分散液(ビーカー内)と      実証生産設備

当社は、再生可能な資源である「木」の新たな可能性を拓くべく、パルプ化技術からナノ化(微細化)技術へと応用範囲を拡げ、セルロースナノファイバーの素材開発を進めています。2013年4月にCNF事業推進室(現CNF研究所)を研究開発本部に新設し、2013年10月には岩国工場の敷地内に年間生産能力30トン以上で化学処理によるセルロースナノファイバーを生産する本格的な設備としては国内初となる「実証生産設備」を設置しました。

セルロースナノファイバー 量産設備の建設決定.pdf

セルロースナノファイバーとは

セルロースナノファイバーは木材から得られる木材繊維(パルプ)を1ミクロンの数百分の一以下のナノオーダーにまで高度にナノ化(微細化)した世界最先端のバイオマス素材です。セルロースナノファイバーは植物繊維由来であることから、生産・廃棄に関する環境負荷が小さく、軽量であることが特徴で、弾性率は高強度繊維で知られるアラミド繊維並に高く、温度変化に伴う伸縮はガラス並みに良好、酸素などのガスバリア性が高いなど、優れた特性を発現します。

樹木とセルロースナノファイバーの関係

樹木はセルロース分子の集合体であるセルロースナノファイバーからなる木材繊維で構成されています。

セルロースナノファイバーの特長と用途

セルロースナノファイバーは、その形状や特徴的な物性により、フィルター部材、高ガスバリア包装部材、エレクトロニクスデバイス、食品、医薬、化粧品、ヘルスケアなど様々な分野において利用が期待されています。

特長

  1. 1.軽くて強い
  2. 2.超極細の繊維(繊維幅約3nm)
  3. 3.比表面積が大きい
  4. 4.熱による寸法変化が小さい
  1. 5.ガスバリア性が高い
  2. 6.水中で特徴的な粘性を示す
  3. 7.環境にやさしいバイオマス素材
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