日本製紙株式会社秋田工場

当工場は1970年、秋田県の誘致企業として設立され、段ボール原紙専門メーカーとして操業を開始しました。1989年十條製紙株式会社(現日本製紙株式会社)の傘下に入り、1990年洋紙マシン完成と共に洋紙分野にも進出しました。
豊かな水量を誇る旧雄物川河口である秋田港に隣接する臨海工場としてその利便性を最大限活用し、製品の輸出をはじめ安定した原材料の調達を基盤に顧客のニーズに迅速に対応しています。
また、2003年稼働のPS焼却炉発電設備と2008年稼働の石炭と木屑を燃料とした新エネルギーボイラーによってエネルギーコストの削減と産業廃棄物の減量化を図りました。その結果、古紙や間伐材・解体材チップなどを活用する、競争力のあるリサイクル工場となりました。2023年には板紙事業の強化を目的とした、洋紙マシンの停機を含む生産体制の見直しを行いました。
今後も生産性や品質向上、環境課題への取り組みなどをはじめ、さまざまな分野において「地元との共生」を図り、皆さまに信頼される会社づくりを目指していきます。


工場名 日本製紙株式会社 秋田工場
(にっぽんせいしかぶしきかいしゃ あきたこうじょう)
所在地

〒010-1601 秋田県秋田市向浜2-1-1

連絡先 TEL: 018-896-7700
FAX: 018-896-7690
敷地面積 716,000m2
従業員数 205人(2023年4月1日現在)
パルプ設備能力 木材パルプ 1,015トン/日
古紙パルプ 1,050トン/日
抄紙機設備能力 1台 1,200トン/日
動力設備能力 ボイラー5缶 最大蒸気量703トン/時
タービン4基 出力77,050KW
  • 予備缶を含む
用水 工業用水(雄物川)
最大取水量 115,200m3/日
年間生産量
(2022年実績)
紙 134,528トン
板紙 354,305トン
主要製品 段ボール原紙(外装ライナー)、製紙用パルプ