日本製紙株式会社江津工場
当工場は、島根県の中央部よりやや西寄りにあり、中国地方最大の河川である江の川の河口に位置しています。江の川は昔から山陽と山陰を結ぶ河川交通の要だったことでも知られています。
1938年にレーヨン短繊維を生産する工場として操業を開始しました。現在は木材の完全利用を推進している事業所として溶解パルプを製造しているほか、高付加価値セルロース誘導体や木材中の糖分を利用した酵母・核酸製品、リグニン関連製品などさまざまな機能性化成品を製造し、国内外の幅広いユーザー・用途に提供しています。また、2017年9月に食品や化粧品向け添加剤用途のセルロースナノファイバーの量産設備を稼働し、2021年11月には、今後、需要の伸長が期待される車載用リチウムイオン電池用途や食品用途等の高収益銘柄のカルボキシメチルセルロースを増産する設備を更新しました。
工場名 | 江津工場 |
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所在地 |
〒695-0011 島根県江津市江津町1280 |
連絡先 | TEL: 0855-52-6000 FAX: 0855-52-6029 |
敷地面積 | 457,748m2 |
従業員数 | 233人(2024年4月1日現在) |
生産品目 | 溶解パルプ、リグニン製品、カルボキシメチルセルロース、セルロースパウダー、核酸・酵母、ステビア・甘草、セルロースナノファイバー |