日本製紙株式会社岩国工場
1939年(昭和14年)にパルプの生産からスタートし、洋紙・化成品などの関連分野に事業を拡大してきた伝統ある工場で、高い生産性と高品質を誇り、安全で環境に優しい、そして明るく健康的な職場を備えた"世界の一流工場"を目指し躍進を続けています。
瀬戸内海に面した臨海工場で、原料の搬入から製品の輸送までが容易であるとともに、用水が豊富、安価な鉱物原料を近隣から確保できるという優れた立地条件に恵まれています。
クラフトパルプ製造設備(5KP)・8号回収ボイラー・9号マシン(オンマシンコータ)など国内有数の大型設備を備え、永年にわたって培ってきたコート紙製造技術を集大成して、生産性や品質の極限を追求しています。
工場内の発電所により、当工場で消費する蒸気、電力を賄っており、自家発電比率は約85%となっています。
"地球に優しい"をモットーに環境対策には万全を尽くしています。特に、大型の酸素曝気法活性汚泥設備を設置して、水質汚濁防止法に基づきCOD総量規制に対処するとともに、産業廃棄物の発生源での削減と有効利用を目指した取り組みを推進しています。また、9号バイオマスボイラーにより、地球温暖化の原因となる化石燃料由来のCO2の発生量を大幅に削減しています。
工場名 | 日本製紙株式会社 岩国工場 (にっぽんせいしかぶしきがいしゃ いわくにこうじょう) |
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所在地 |
〒740-0003 山口県岩国市飯田町2-8-1 |
連絡先 | TEL: 0827-24-6222 FAX: 0827-24-6390 |
敷地面積 | 1,073,000m2 |
従業員数 | 541人(2023年4月1日現在) |
パルプ設備能力 | 木材パルプ 1,800トン/日 |
抄紙機設備能力 | 4台 1,740トン/日 |
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塗工機設備能力 | 4台 790トン/日 |
動力設備能力 | ボイラー4缶 最大蒸気量910トン/時 |
タービン4基 出力141,500KW | |
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用水 | 錦川、生見川 |
最大取水量 357,050m3/日 | |
年間生産量 |
紙 555,610トン (2022年実績) |
外販パルプ 5トン ※2022、2023年度ともに販売予算はございません。 (2022年実績) | |
主要製品 | 塗工紙、情報用紙、キャストコート紙、機能性化成品、機能性コーティング樹脂 |