お知らせバイオコンポジットトレーを田子の浦港漁協食堂へ寄贈~富士市の持続可能な社会づくりに貢献します~
日本製紙株式会社
当社は、静岡県富士市および田子の浦漁業協同組合と連携し、田子の浦港漁協食堂へバイオコンポジットトレーを寄贈します。本寄贈に関連し、3月28日にバイオコンポジットトレーの寄贈式が行われる予定です。
バイオコンポジットは、石油由来樹脂の一部をバイオマス素材に置き換えた新素材で、温室効果ガスの排出削減への貢献が期待されています。当社は独自のセルロースパウダー製造技術を活用し、強度や成形性、リサイクル性に優れたバイオコンポジットを三井化学株式会社と共同で開発してきました。同食堂での使用を通じて、社会実装の実証試験を進めるとともに、資源循環性を検証します。
富士市は、2020年に「SDGs未来都市」に選定され、木質由来の新素材の活用にも積極的に取り組んでいます。今回のバイオコンポジットトレーの寄贈は、富士市のSDGsプロジェクト※の一環として行われ、同市の持続可能な社会づくりに貢献します。
※バイオコンポジットトレーを通じた資源循環と林業発展を目指す活動 - SDGsへの、はじまり 富士市 (fujicity.jp)
バイオコンポジットトレーは同食堂のシーズンが終わる12月末に使用状況を調査し、破損等がある場合は回収しマテリアルリサイクルでの資源循環性を検証する予定です。本取り組みを通じて、バイオコンポジットの活用可能性の探求と資源循環モデルの確立を目指します。
当社は引き続き、地域社会と連携し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきます。
寄贈するバイオコンポジットトレー
以 上