お知らせInternational Sustainable Forestry Coalition(ISFC)が主導する自然資本会計プロジェクトに参加

日本製紙株式会社

当社はこの度、International Sustainable Forestry Coalition(ISFC)が主導する自然資本会計プロジェクトに参加することをお知らせします。

本プロジェクトは、21か国で2,400万ヘクタール超の森林を所有・管理する18の林業関連先進企業が、Capitals Coalitionおよび自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures (TNFD))と共同で、実証段階にある自然資本会計の原則と報告様式を一貫した基準体系として適用することで、幅広いコンセンサスに基づく制度確立と価値評価に向けたパイロットテストを実施するものです。

当社が国内外に所有・管理する広大な森林は、木材供給のみならず、災害防止や水源涵養、生物多様性の保護や炭素蓄積といった様々な公益的機能を有しています。森林はそれらの生態系サービスを供給する「自然資本」と位置づけられ、地球社会にとってかけがえのない価値を提供しています。

当社は本プロジェクトに参加することで、自然資本の価値を経済的に評価する「自然資本会計」の制度確立に携わり、その制度を活用して社有林の価値評価を行います。これにより、正当な投資を呼び込むことができ、森林の維持・回復に繋がることを期待しています。

本プロジェクトの詳細や、参加企業および組織、各関係者のコメントについては、ISFCによるニュースリリースをご覧ください。

URL: https://www.nipponpapergroup.com/news/mt_pdf/20250725ISFC.pdf

以 上