お知らせ森林からつくる食品添加物「セレンピアⓇ」が食品産業技術功労賞を受賞
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(社長:瀬邊 明)のセルロースナノファイバー「セレンピアⓇ」が食品産業新聞社主催の「第55回食品産業技術功労賞 サステナビリティ部門」を受賞しました。
「セレンピアⓇ」はフィリング用途(パンやケーキの中身のクリーム類)における乳化安定や離水防止機能と、食感を邪魔しない部分が評価され採用が増加しています。
新たな用途として食肉用途(ハム・ソーセージ)での採用も増えています。一般的にハム・ソーセージは肉の保水性や結着性を高めるためにリン酸塩が広く使われますが、この代替品として「セレンピアⓇ」が評価され食肉加工メーカーでの採用件数も増えています。
和・洋菓子やパンだけでなく、食肉加工まで用途が広がっていることに注目され、森林からつくる食品添加物「セレンピアⓇ」が今回の受賞となりました。
セレンピアⓇ
「セレンピアⓇ」は持続可能な森林から得られた木材を原料とした食物繊維です。安全性が高く、保水性・保形性の向上、気泡安定性、分散安定性に優れた特長があります。 そのため加工食品ではパンクや型崩れの防止、菓子類ではおいしく食べられる期間を延長することができるなど、廃棄ロス削減につながります。
食品産業技術功労賞
食品産業新聞社が創立20周年を記念して、1971年に制定し、今年で55回となります。
わが国の食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰しています。
公的立場にある選考委員が審査し、毎年、各部門の功労賞を選定、表彰すると同時にその栄誉をたたえています。
以上