お知らせ熊本県立芦北高等学校との産学連携協定締結について

日本製紙株式会社

当社は、3月9日に熊本県立芦北高等学校と産学連携協定を締結しましたので、お知らせいたします。


八代市に隣接する芦北町にある芦北高等学校には林業科や農業科があり、紙の原料となる木と深い関わりを持つ当社とは非常に親和性が高く、これまでも交流を深めてまいりました。今回は、この関係をさらに発展させ、地域社会の持続的な発展および次世代人材の育成を目的として、協定の締結に至りました。


当日、芦北高等学校で行われた締結式では、草野貴光校長と当社の常務執行役員八代工場長の山邉義貞による協定書への調印が行われ、当社よりスギのエリートツリー苗400本、一般苗100本、高機能有機肥料「みみず太郎100」の贈呈が行われました。

エリートツリーは成長が1.5倍以上早く、花粉の量が半分以下で、剛性に優れ通直な材となります。贈呈した苗は当社の採穂園で採種したもので、締結を記念したキックオフイベントとして学校林(演習林)にて植樹を行いました。今後、「エリートツリーが拓く森の未来」プロジェクトを通じ、エリートツリーと一般木との比較など、座学だけでなく実践を通じた学びの場となることを願っています。

「みみず太郎100」は、椎茸の廃菌床に牛糞と米糠を加えて自然発酵させた堆肥をミミズの餌とし、その糞土から製造した有機資材であり、土壌微生物の活性化、根張り促進、土壌改良、化学肥料削減に貢献する肥料です。農業科での実習に使用していただき、農業分野における多様な作物への有効性を検証していただく予定です。


また当日は、2部制の特別講演会を開催しました。第1部では、芦北町出身の当社馬城特別顧問が登壇しました。地元出身の先輩として、長年当社の林材部門に携わってきた経験や林業の魅力を直接伝えるとともに、未来の林業家たちへ熱いエールを送り、生徒たちにとって貴重な時間となりました。第2部では、原材料本部グリーン戦略推進部の太刀川部長が「エリートツリーが拓く森の未来」と題してより技術的な講演を行い、生徒たちの理解を深める内容となりました。講演会の最後には、記念品として日本製紙クレシア協賛のローションティッシュ「肌うるる」と除菌ウエットティッシュを生徒全員に配布しました。

今後も工場見学や出前授業、インターンシップなどを通じて連携を深め、地域社会の発展に貢献してまいります。


以上