紙を作ることで木材資源がなくなることはありません。
日本の製紙会社は多くの紙原料用の木材を北米・豪州・チリなどから輸入していますが、森林管理が適正に行われ持続可能な森林経営がなされていることを森林認証制度などを活用することにより明確に確認しています。製紙業界の原料調達の基本は森との共生。原料調達先の状況をしっかりと把握して、適切に管理されている森の資源を利用しています。
木は石油などの鉱物資源と異なり、植えて育てることができる再生可能な資源です。
製紙会社では木材資源を無駄なく活用しています。紙の原料には製材品(柱など)の生産の後に残った端材を利用しているほか、古紙の活用も進めています。