基盤技術研究所(技術紹介) クラフトリグニン(開発品)

当研究所では、再生可能な資源である「木」の新たな可能性を創り出すため、パルプの製造工程で生み出されるリグニンに着目し、化学品として利用する手法の開発を進めています。


リグニンについて


木材の主要成分の一つであるリグニンは、フェノール性の高分子で、木材中の繊維同士を接着させる役割を果たしています。リグニンは日光(紫外線)を受けると茶褐色になるため、求められる紙の品質に応じて、木材チップからリグニンを除去しています。これまで、クラフトパルプの製造工程で抜きとったリグニン(以下「クラフトリグニン」)は、製紙工場のボイラーで燃やして熱源にしていましたが、今後、クラフトリグニンを精製し、化学品として有効活用しようと考えています。


既存のリグニン製品(リグニンスルホン酸塩)との違い


クラフトリグニンは、当社で製造している リグニン製品(リグニンスルホン酸塩) と比べて、水に溶けにくい、分子量が低い、などの違いがあります。




想定される用途


フェノールとしての反応性を活かした、接着剤や樹脂、活性炭、ウッドプラスチックコンポジットなどを想定しています。




サンプル提供


クラフトリグニンのサンプルを提供しています。下記お問い合わせフォームより、連絡をお願いします。



クラフトリグニンの外観

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