ニュースリリース「かながわ森の町内会」に関する協定を締結~神奈川県の企業等の支援による間伐の促進と健全な森づくり~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)は、本日、当社富士工場(工場長:八巻 眞覧、所在地:静岡県富士市)と環境NPOオフィス町内会(代表:半谷 栄寿)との間で、『かながわ森の町内会「間伐に寄与する紙」』に関する覚書を締結しました。

「かながわ森の町内会」は、本年1月19日に松沢 成文・神奈川県知事が出席して記者発表されたとおり、神奈川県企業庁と環境NPOオフィス町内会との協働事業として4月より実施されています。この取り組みは、通常の紙代金に間伐促進費を付加した「間伐に寄与する紙」を、企業等が環境貢献として購入することにより、神奈川県内において健全な森林を育成するための間伐と、間伐材の有効利用を促進するものです。間伐促進費の全額が間伐の促進に活用され、間伐材が紙資源として有効利用されます。

環境NPOオフィス町内会は、神奈川県企業庁との協働事務局として、神奈川県内を中心とした企業等に対して「かながわ森の町内会」への参加提案と支援企業の拡大、および間伐促進費の管理を行います。日本製紙株式会社は、神奈川県内の森林組合が間伐促進費を活用して適切に間伐した間伐材を受け入れ、「間伐に寄与する紙」を生産・販売します。

この協定により、両者は相互に協力して、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、水源の涵養、保健休養の提供など、森林の持つ多面的な機能が発揮されるよう、「かながわ森の町内会」活動を推進していきます。

なお、当社の「森の町内会」活動への取り組みは、

  • 静岡県庁と連携した「ふじのくに森の町内会」(2009年10月)
  • 環境NPOオフィス町内会と協働している関西地区「森の町内会」(2009年12月)

に続いて、今回が3つ目の取り組みになります。

以上