ニュースリリース石巻港南浜1号埠頭に"復興第1船"の木材チップ運搬船が入港~12月にクラフトパルプ生産設備の運転を再開~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)は、東日本大震災により被災した石巻工場(宮城県石巻市)の復興に尽力しておりますが、本日、宮城県石巻港南浜1号埠頭に、木材チップ運搬船(Pro Grace/プロ グレイス)が入港いたしました。本船はオーストラリア・ポートランド港で木材チップ(ラジアータパイン、ユーカリ)を満載(計約25,200トン)しており、震災後に石巻港南浜1号埠頭に入港する最初の木材チップ運搬船となります。

石巻工場は、9月16日に8号抄紙機、11月15日にはN4号抄紙機・4号塗工機の運転を再開いたしました。現在、洋紙の原料となるクラフトパルプの製造ラインを12月中旬から再稼動するための準備を進めておりますが、この木材チップはその稼働スケジュールに合わせて調達したものです。

石巻工場は、8月3日に発表いたしました「洋紙事業の復興計画」に基づいて着実に復興作業を進めてきており、今後も同計画に沿って順次抄紙機の運転を再開させていく予定です。

以上