ニュースリリース嵩高中質紙「フロンティタフ80」のラインナップ拡充~石巻工場8号抄紙機の復旧により「フロンティタフ」シリーズの販売再開~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀義雄)は、東日本大震災の影響により供給がストップしていた嵩高中質紙「フロンティタフ」シリーズの生産・販売再開に伴い、白色度80%で印刷再現性の高い「フロンティタフ80」に、「米坪55g・紙厚110μm」、「米坪65g・紙厚130μm」の2つを新規に設定し、12月より販売を開始いたしました。これにより「フロンティタフ80」は、米坪55g・紙厚110μmから米坪95g・紙厚190μmまで充実したラインナップで、お客様のご要望にお応えしてまいります。

「フロンティタフ」シリーズは、従来品と同等の紙厚を維持しながら、当社の高度な嵩高技術により従来品を上回る軽量化を実現した中質紙として、昨年12月の発売以来お客様にご好評をいただいてまいりました。本年3月に生産工場である石巻工場(宮城県石巻市)が津波の直撃を受けて操業全停止となり、製品を供給できない状況が続いておりましたが、全社を挙げた復興作業により、9月に8号抄紙機が再稼働し、「フロンティタフ」シリーズの生産を再開。先月より販売を開始しております。

「フロンティタフ」シリーズは、軽さと高い不透明度を兼ね備え、たっぷりとした紙厚と柔らかさが特徴の紙です。ページが多くてもめくりやすく、ページが少ない場合にはボリューム感を演出することができます。適度な紙の厚みをキープしながら軽く、さらに風合いのある印刷仕上がりを生かし、書籍や雑誌などの本文用紙のほか、さまざまな用途でお使いいただけます。

品質データ

以上