ニュースリリース新しい感熱素材「感熱水溶紙」の発売を開始~感熱印字と水溶性という2つの機能を凝縮させた紙~

日本製紙パピリア株式会社

日本製紙グループの日本製紙パピリア株式会社(社長:平川 昌宏)は、日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)と共同で、感熱印字ができ且つ水ですぐに溶解するという2つの機能を併せ持つ紙である「感熱水溶紙」を開発いたしました。このたび、当社が販売担当会社として取り扱いを開始いたしましたので、お知らせいたします。

感熱水溶紙は、お客様のニーズに応えて生まれた、「感熱プリンターで印字でき、さらに印字したラベルを対象物から剥がすときに水で洗い流すことができる紙」というコンセプトの機能紙です。日本製紙グループの総合力を生かし、当社が有する「紙が瞬時に水に溶ける技術」と、日本製紙がこれまでに蓄積してきた感熱紙に関する技術を複合して開発されました。すでに海外の食品業界で使用されております。

当社は、特殊紙メーカーとして、これまでにも市場ニーズを汲み上げ、さまざまな機能を付加した紙を提供してまいりました。今回開発した感熱水溶紙は、当社の既存の水溶紙のラインアップに加えて販売し、例えば水で洗い流すことを前提とした物流ラベルなど、新しい用途を生み出せる感熱素材として市場を開拓してまいります。

感熱水溶紙の概要

  1. 1.紙   厚 : 95±15ミクロン
  2. 2.水分散時間 : 60秒以内(当社独自測定による)

以上