ニュースリリース国内最軽量、超極薄の印刷用紙を新開発~薄葉紙技術を結集し、印刷が裏抜けしない高い不透明度を実現~

日本製紙パピリア株式会社

日本製紙グループの日本製紙パピリア株式会社(社長:平川昌宏)は、保険の約款などボリュームのある情報を伝達する用途に適した、印刷用紙としては国内で最軽量(当社調べ)となる、「18g/㎡」の印刷用紙を新たに開発し、本年5月より販売を開始しました。

当社は、長年培ってきた技術力を生かして、お客様のさまざまなご要望にお応えする機能や特徴を付加した特殊紙を手掛けています。このたび、当社が得意とする薄葉紙(注)の分野において、当社の超薄口印刷用紙をさらに軽量化し、これまでの最軽量(20g/㎡)から1割軽い「18g/㎡」の印刷用紙を開発することに成功しました。
新製品は、軽量化による郵便料金コストの低減に貢献するだけでなく、印刷物全体の重量を増やさずに情報量の増加に合わせたページ数増に対応することができます。また、一般的なコピー用紙の3分の1以下の「18g/㎡」という最軽量を実現し、超極薄でありながら、品質面においても高い不透明性を有しているため読みやすく、印刷適性(2色印刷)にも優れています。
当社は、印刷物のスリム化と省資源、コストダウンに貢献する用紙として、これまで以上に様々な場面でお客様のニーズに合った用途でご使用いただけるよう、拡販に努めていきます。

<主な用途>

  • 保険の約款本文
  • 薬の添付文書
  • 各種辞典本文
  • カタログ本文
  • 薄葉紙・・・JISでは坪量40g/㎡以下と定義される。

以上