ニュースリリース新形状・屋根型紙パック『NP-PAK+R』が四国乳業株式会社「濃厚4.5」(900ml・420ml)に採用

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄)は、2012年1月に開発した屋根型紙パック『NP-PAK+R(エヌピーパック プラスアール)』の新規販売に取り組んできましたが、このたび四国乳業株式会社(社長:和氣 茂太、本社:愛媛県東温市)がリニューアル発売する「濃厚4.5」(900ml・420ml)に採用されることになりました。本年8月29日より製造を開始し、順次店頭販売され、日本国内で初めて新形状の屋根型紙パックが市場に流通することになります。

『NP-PAK+R』 が採用された四国乳業「濃厚4.5」

■『NP-PAK+R』の開発経緯
屋根型紙パックは50年以上も形を変えていない紙容器で、持続可能で良質な木材パルプを原料としており、軽量でコンパクト、飲んだ後はリサイクルできることから、様々な飲料カテゴリーに使われています。一方、市場では、消費者の多様な嗜好に合わせた新しい形状の容器が求められるようになりました。そこで、当社は、「三位一体(包材、充填機、メンテナンス)」のノウハウを活用し、日本大学藝術学部デザイン学科との産学共同で、新形状の屋根型紙パック『NP-PAK+R』を開発しました。

■『NP-PAK+R』の特長
従来の屋根型紙パックの使いやすさをそのままに、屋根部の形状に曲線を組み込みました。独自の形状による高いアイキャッチ性、ユニークな非対称形状により「あけくち」側が分かりやすいことが特長です。さらに、補助罫線を入れることで急須のように丸みを帯びた注ぎ口にすることができ飲料を注ぎやすくしました。

急須のように丸みを帯びた注ぎ口

当社は、従来の屋根型紙パック『NP-PAK』、新形状の屋根型紙パック『NP-PAK+R』に加えて、常温で長期保存が可能なレンガ型の液体紙容器『フジパック』システムを展開しています。今後も市場のニーズを的確に汲み取り、時代に合った飲料用紙容器システムの開発を進めてまいります。

以上