ニュースリリース日本製紙グループ第5次中期経営計画(2015-2017)を策定~木とともに未来を拓く総合バイオマス企業として新たな価値を創造~
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄)は、このたび、本年度から3カ年にわたって取り組む「第5次中期経営計画(2015~2017年度)」を策定しました。第4次中期経営計画において震災復興と財務体質の改善目標を達成したことを踏まえ、今後は成長分野の伸長・創出に積極的に資金を投じ、2017年度には500億円の営業利益を目指します。
第5次中期経営計画では、引き続き「既存事業の競争力強化」と「事業構造転換」が主要テーマとなります。国内外の洋紙・板紙事業の収益を源泉に、エネルギーやケミカル、ヘルスケア、パッケージなど、今後成長が見込まれる分野での事業展開に、「人」「もの」「金」「情報」といった経営資源を効果的に再配分していきます。また、事業構造転換を加速させるため、新たにROA(Return On Asset;総資産利益率、注)の目標を設定し、有効な資産構成を実現していきます。
当社グループは、第5次中期経営計画の策定に合わせて、企業グループ理念を「世界の人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献する」と明文化しました。木とともに未来を拓く総合バイオマス企業として新たな価値の創造に挑戦してまいります。
既存事業の競争力強化 |
◯品質・操業安定 ◯徹底したコストダウン |
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事業構造転換 | ◯成長分野、新規分野の伸長と創出 |
◯ 売 上 高 海外売上高比率 |
1兆1,100億円 (1兆525億円) 20% (13%) |
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◯ 営 業 利 益 |
500億円 (237億円) |
◯ 中 期 目 標 | 5.0% |
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◯ 2 0 1 7 年 度 | 3.7% (2.2%) |
注:ROA=(経常利益+支払利息)/総資産
第5次中期経営計画の概要につきましては、以下のPDFファイルをご覧ください。
以上