ニュースリリース日本製紙グループの白板紙事業を一元化~10月より営業部門を集約、設備余力でパッケージ新製品開発を推進~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、従来、当社の情報・産業用紙営業本部と日本製紙クレシア株式会社(社長:南里 泰徳、以下「日本製紙クレシア」)が、それぞれ行ってきた白板紙事業の営業部門を一元化するため、本年10月1日より、当社の情報・産業用紙営業本部に日本製紙クレシアの白板紙営業部門を統合します。
併せて、白板紙を生産している日本製紙クレシア興陽工場(静岡県富士市)の生産体制の効率化を図り、生まれる設備余力の活用により新しいパッケージ製品の開発を推進していきます。

日本製紙クレシア興陽工場では、ティシューやトイレットロールなどの家庭紙製品の生産に加え、長年、特殊板紙や高級板紙といった白板紙の生産も行っています。しかし、これまで、同社単独の営業体制では白板紙の拡販が難しいことが課題でした。

そこで今回、当社の白板紙事業への一元化を行うことにより、当社グループ全体で営業力の向上を図ります。さらに、興陽工場の生産体制の効率性を見直すことで生産余力が生まれるため、それを、紙にバリア性を付与した包材「シールドプラス®」など、今後新規に需要開拓が期待される"紙をベースにした包装用素材やパッケージ"の新製品開発に充当し、当社グループを挙げて「事業構造転換」を加速していきます。



以上