ニュースリリース紙製バリア素材 「SHIELDPLUS® シールドプラス」
凸版印刷「GL BARRIER」初となる紙製品のバリア基材として採用決定

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄、本社:東京都千代田区、以下「当社」)が開発を進めている紙製バリア素材「SHIELDPLUS® シールドプラス」が、凸版印刷株式会社(社長:金子 眞吾、本社:東京都千代田区)が展開するバリア製品ブランド「GL BARRIER」で初となる紙製品のバリア基材として採用されることが決定しました。

凸版印刷株式会社がグローバルに展開する「GL BARRIER」は、フードロスや省資源化などの社会課題を解決する製品群として約45の国と地域で採用されている、世界トップクラスのシェアを誇るバリア製品ブランドです。このたび、本ブランド初の紙製品におけるバリア基材として「SHIELDPLUS® シールドプラス」が採用されたことは、今後拡販を進める上で大きな実績を獲得したことになります。

 

「SHIELDPLUS® シールドプラス」が基材として採用された紙製品

© Toppan Printing Co., Ltd.



■凸版印刷「GL BARRIER」初となる紙製品について

このたび、凸版印刷が開発した新製品は、当社の「SHIELDPLUS® シールドプラス」が持つ紙として国内最高水準のバリア性と、凸版印刷が有するコンバーティング技術や材料設計技術を組み合わせることで初めて実現した紙製包装材です。「SHIELDPLUS® シールドプラス」を基材として使用することで製造負荷や環境負荷の削減が可能になる上、「紙」本来の風合いも兼ね備える新しいパッケージ製品として、2018年度春より国内外の食品・トイレタリー業界向けにサンプル出荷を開始する予定です。

当社は、今回世界に展開するバリア製品ブランドに採用されたことを追い風に、今後も拡大が期待されているバリア製品市場において、「SHIELDPLUS® シールドプラス」のさらなる展開を進めていきます。併せて、「木とともに未来を拓く」とのスローガンのもと、「紙でできることは紙で」との発想で、長年にわたる製紙に関連する技術の蓄積を生かし、今後も新たな機能性素材の開発にも力を入れていきます。


■環境にやさしい紙製バリア素材「SHIELDPLUS® シールドプラス」について
近年、パッケージには、内容物の保護という基本機能に加え、地球温暖化や海洋汚染防止など、地球環境への配慮も求められています。「SHIELDPLUS® シールドプラス」は、再生可能資源である木材から製造された環境配慮型素材であるともに、フィルムにはない紙独特の風合いを付与できる、新しいバリア素材です。本年10月30日より正式販売を開始し、環境配慮型バリア素材として国内外より大きな反響をいただいております。



「SHIELDPLUS® シールドプラス」の特徴

1.酸素・水蒸気バリア性 :優れたバリア性により、内容物を保護し、品質を維持します。

2.フレーバーバリア性  :内容物の香りを保持し、「におい」漏れ・「におい」移りを抑えます。

3.環境適合性      :再生可能な資源である「木」からつくられる「紙」が基材です。


「エコプロ2017」に出展

本製品は、12月7日(木)~9日(土)に開催される「エコプロ2017 環境とエネルギーの未来展」(会場:東京ビッグサイト)の日本製紙グループブース(東4-026)、およびトッパングループブース(東3-024)にて参考出品します。ぜひ実物を手に取ってご覧ください。

以上