ニュースリリース日本政策投資銀行の「DBJ環境格付」で最高ランクの格付を取得

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(代表取締役社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳 正憲、以下「DBJ」)から「DBJ環境格付」の最高ランクの格付を取得し、当制度に基づく融資を受けました。

「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、その得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。

今回の格付では、以下の点が高く評価されました。

(1) トップマネジメントの関与のもと、早期からマテリアリティの特定に着手し、グループ一体的な重要課題や
  KPI(注)についての議論を踏まえ、非財務情報開示の潮流を捉まえた積極的な情報開示を推進している。
(2) 自社林での森林認証取得率100%達成や製紙原料の全てを森林認証で認められた材としていることに加え、
  海外チップ・パルプのサプライヤーに対するアンケートの実施及び改善要請により、サプライチェーン管理
  を強化し、持続可能な原材料調達を推進している。
(3) 製紙事業における国産材の利用拡大を通じた国内林業の活性化はもとより、次世代の環境配慮技術・製品開
  発に向けた新たな価値創造に挑戦する研究開発に注力し、本業を通じた社会課題の解決に向けグループ一体
  的に取り組んでいる。

以上の評価の結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

当社は、今後も環境への配慮に取り組むとともに、これまでに蓄積してきた技術力を活かし、再生可能な資源である木材の多様な特性を引き出す事業展開を通じ、「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。


(注)Key Performance Indicatorの略。重要業績評価指標。



以上