ニュースリリース富士市の老舗・御菓子庵「田子の月」のこだわりの逸品に当社CNF「セレンピア®」を採用~当社独自のCM化CNFを提供、「エコプロ2018」に展示~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、昨年9月に富士工場(静岡県富士市)に研究開発機能を一部移転するなど、富士市を主要拠点のひとつとしてセルロースナノファイバー(CNF)の研究開発を進めています。

このたび、CNF振興に力を入れている富士市の仲介により、富士山の麓で創業60年余の歴史を誇る菓子メーカー、株式会社田子の月(本社:静岡県富士市、社長:牧田 桂輔、以下「田子の月」)が新たに発売するどら焼きに、当社CNF「セレンピア®」が採用されました。

CNFは、植物由来のセルロースをナノサイズまで解きほぐした極微細の新素材であり、その特性を活かし、食品・化粧品をはじめ幅広い産業分野での用途が期待されています。当社は、10年余に及ぶ研究開発に基づき様々なタイプのCNFの量産化体制を整えております。今回採用されたCNFは、長年にわたり食品添加物としての製造・販売実績を持つカルボキシメチルセルロース(CMC)を基に当社が独自に開発した、CM化CNF(カルボキシメチル化CNF)です。

田子の月が新たに製造・販売するどら焼きは、北海道十勝産小豆の美味しさを思う存分お楽しみいただけるように、皮、餡の味わいや食感、すべてにこだわって開発された逸品で、「セレンピア®」を使用することでこれまでにない「ふわっと、しっとり」を実現することに成功しました。
この新たに生まれたどら焼きは、12月8日(土)より、静岡県内の田子の月直営店舗で販売が開始されます。

 


■日本製紙のCNF「セレンピア®」  

当社のCNFは「セレンピア®」ブランドとして展開しています。

タイプ製造拠点主な分野
TEMPO酸化CNF 石巻工場(宮城県石巻市) 工業全般
CM化CNF 江津工場(島根県江津市) 食品・化粧品など
CNF強化樹脂 富士工場(静岡県富士市) 構造材料(自動車・家電など)


今後も幅広い産業分野での用途開発を進めていきます。

「エコプロ2018」の当社グループブースに、田子の月のどら焼きを展示!

当社は、日本最大級の環境総合展示会「エコプロ2018 ~SDGs時代の環境と社会のあり方を考える~」に出展します。当社グループブース(東4-009)では、田子の月のどら焼きを展示しますので、ぜひ当社ブースにお越しください。

エコプロ2018 ~SDGs時代の環境と社会のあり方を考える~

会 期 2018年12月6日(木)~8日(土) 各日10時~17時
会 場 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 東ホール
主 催 (一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社

 

以上