ニュースリリース読売新聞社と新聞古紙リサイクルに関する契約を締結~新聞古紙の国内循環を推進する「クローズド・ループ」システムを構築~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下「当社」)は、株式会社読売新聞東京本社(代表取締役社長:山口寿一、以下「読売新聞社」)が構築する新聞古紙の「クローズド・ループ」システムにおいて、読売新聞社から直接古紙を購入する契約を締結しました。

「クローズド・ループ」システムは、2020年4月1日より東京都中野・杉並・世田谷エリアで運用が開始されます。


新聞古紙は、古紙市場を経由して国内製紙メーカーへ販売される他、一部が海外へ輸出されており、市況動向により日本国内での古紙流通量が不足する恐れがあります。本システムは、大切な資源である新聞古紙を長期的且つ安定的に新聞用紙の原料として循環させる事を目的としており、読売新聞社が回収した古紙を当社が直接買い受けるスキームとなります。


日本製紙グループは、「木とともに未来を拓く」をスローガンとして掲げ、森林を持続的に育成・管理しながら、木質資源を無駄なく有効に利用・リサイクルするよう努めています。今回の「クローズド・ループ」システムは、新たなリサイクルの輪を構築し、紙リサイクルシステムの維持拡大につながるものです。

今後も持続可能な循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。



以上