ニュースリリースストローレス対応学校給食用紙パックの開発・発売

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(代表取締役社長:野沢 徹、本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、ストローレス対応学校給食用紙パック「NP-PAK-mini School POP」(以下「本製品」)を開発し、2020年9月から発売いたします。

本製品は、市場でニーズの高いストローレス化を学校給食用牛乳で実現する紙容器です。パックにあけやすい工夫を搭載した結果、児童・生徒は紙容器を簡単に開封でき、ストローを使用することなく容易に飲用可能です。



図1.School POPの構造

① 使用法


② 参考デザイン例




■本製品の特長

【機能の向上】
① 開封しやすさの向上

通常のゲーブル(屋根型)容器と異なり、給食用ミニカートンは屋根部の隙間がせまく、指を入れにくい構造です。屋根型の下部に工夫をほどこし、開封時に指を導入し易く容易に開封できます。


② 注ぎやすさ・飲みやすさの向上

独自の罫線により注出口の傾斜を調整、スムーズに液が注出、飲用できます。


③ 従来のストロー飲用も可

従来型のストロー孔はそのまま残し、お子様の成長段階やその他の要因にあわせてストローを継続使用することも可能です。

【兼用性】

・従来型充填機で対応可

充填工場においては本製品の使用にあたって充填機の新設は不要で、既設の充填機※の一部を調整することで兼用可能です。包装ラインなども特別な対応は必要ありません。
 ※対応可能充填機:UP-MC240 UPN-ME160 UPN-ME80(いずれもユニバーサルミニ)

  この他の機種についてはお問い合わせ下さい。



■開発の背景

G20以降に脱プラスチックの潮流が拡大する中、プラスチックストローは海洋プラスチックゴミの象徴として取り上げられており、SDGsが経営指針として取り上げられる中、業界各社ではこの対応を迫られています。当社はこれまでに一つの解決策として紙ストローの製造・販売を開始しましたが、このたびの開発では視点を変え、市場よりニーズの強い「ストローそのものの不要な紙パック」を同問題へのソリューションとして提案いたします。

日本全国の紙容器学校給食牛乳は約14億パック/年です。ストロー1本あたり重量が0.5gとすると、約700t/年の樹脂が使用されていることなります。

例えば1000万本の学校給食牛乳のストローを廃することで約5tの樹脂を削減することができます。仕様によりますが、約50万本のPETボトルに相当します。

当社は、「紙でできることは紙で。」を合言葉に、再生可能な資源である「木」を原料とし、リサイクル可能な「紙」に新たな機能を付与した多彩な製品をご提供しています。今後も、紙の利用シーン拡大に努めてまいります。  



以上