ニュースリリース令和2年度北海道生物多様性保全実践活動賞を受賞
~(公財)日本野鳥の会との「シマフクロウ」の生息地保全に関する協働活動~
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(代表取締役社長:野沢 徹、以下「当社」)は、このたび、北海道庁主催の「令和2年度北海道生物多様性保全実践活動賞(通称:未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞)」を受賞しました。
この賞は、北海道における生物多様性の保全等に関し、優れた活動・模範的な活動を行う企業・団体等を表彰するものです。当社がこれまで、公益財団法人日本野鳥の会(会長:上田 恵介、以下「日本野鳥の会」)とともに、両者の協定に基づき、絶滅危惧種である「シマフクロウ」の生息地保全に関する共同活動を実施していることが評価されました。
当社グループは、環境行動憲章に「生物多様性に配慮した企業活動」を基本とする旨を掲げ、また「生物多様性保全に関する基本方針」を定め、生物多様性を保全するために、本業を通じた活動と自社資源を活かす取り組みを行っています。
野鳥に関する専門的知見を持つ日本野鳥の会とは、2010年より協定を結び、シマフクロウの生息地の保全と事業の両立に取り組んでいます。協定対象の社有林では、日本野鳥の会と林内の生物多様性を確認する共同調査を実施しているほか、2020年11月には人工巣箱を設置によるシマフクロウの繁殖環境の整備を行いました。
当社は、今後も日本野鳥の会とともに、シマフクロウの保護活動を通じて、当社社有林における生物多様性の保全に努めてまいります。
北海道庁ホームページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/hyousyou/R2hyousyou.htm
シマフクロウについて(日本野鳥の会ホームページ)https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/kb_hogo/
20世紀初頭までは、北海道全域に分布していたが、現在は、絶滅のおそれが最も高い絶滅危惧ⅠA類に指定されている。
(関連ニュースリリース)
日本野鳥の会と日本製紙が野鳥保護に関する協定を締結(2010年10月14日)
https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2010/news101014000523.html
日本野鳥の会とシマフクロウの生息地保全に関する覚書を締結(2015年5月13日)
https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2015/news150513003068.html
以上