ニュースリリースストローレス学乳容器School POP®が九州エリアで続々採用~北九州市は政令指定都市では初、鹿児島は広域エリア~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下「当社」)が製造販売するストローレス学乳容器School POP®(以下「本製品」)が、九州エリアの学校給食用牛乳として採用が進んでいます。

1.北九州市の学校給食用牛乳容器として採用されました。本製品の採用にあたっては、その製品理念に共感した北九州市教育委員会が主体的に検討を進め、同地のニシラク乳業株式会社(代表取締役社長:今別府 弘喜、本社:福岡県北九州市)もこの趣旨にご賛同いただき、採用が決定いたしました。今後、10月を目途に同地のモデル校におけるテスト運用を経て、2022年4月から本格的に供給開始予定です。同地の学校給食用牛乳は1日あたり198校75千本、約15百万本/年を誇ります。この結果、本採用により理論上削減されるプラスチックストローは、ストロー重量を0.5gとすると約7,000kgに及びます。


【ニシラク乳業 デーリィ牛乳 デザイン(案)



2.鹿児島県の薩摩半島エリアの学校給食用牛乳容器として採用され、同地の鹿児島県酪農乳業株式会社(代表取締役社長:轟木 孝一、本社:鹿児島県薩摩川内市)が充填、供給します。約220校45千本/日、約8.5百万本/年の供給量からストローの樹脂量を計算すると、4,250kgの樹脂相当量となります。本年の秋以降、諸準備が整い次第供給が開始される予定です。



【鹿児島県酪農乳業株式会社 県酪農協牛乳・県酪こーひー・ソフト低脂肪 デザイン(案)】

※上記1と2にかかわるストローの樹脂量合算は、約11トンとなります。

School POP発表後、当社の直接的な顧客である乳業メーカー様からのお問い合わせに加え、地方自治体や教育委員会、環境関連のNPOなどからの直接の反響も大きくいただいています。これまでの採用事例に加え、いくつかの地域では既に採用が内定しており、数量拡大していく予定です。

当社は、「木とともに未来を拓く」とのスローガンを掲げ、人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献することを目指し、紙製パッケージの分野に力を入れています。「紙でできることは紙で」を合言葉に、再生可能な資源である「木」から生まれた紙容器の可能性を追求し、これからも様々な提案を行ってまいります。

以上