ニュースリリース大竹市との連携で古紙リサイクルの循環型システムを構築~総合的な循環型システムを拡大~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下「当社」)は、大竹市と当社グループとの間で古紙リサイクルの循環型システムの構築について合意し、売買契約を締結しました。本システムで回収した古紙を2022年4月から製紙原料として利用していきます。 

本システムでは、ご家庭から排出される段ボール・雑誌・新聞・雑がみ古紙を大竹市リサイクルセンターが回収し、当社グループの日本紙通商株式会社が譲り受けリサイクルに適するよう処理をしたのち、当社大竹工場・八代工場で段ボール原紙や新聞用紙などの製造に活用していくものです。地域住民とのネットワークを持つ行政と多種多様な紙のリサイクルを可能とする技術・拠点を持つ当社が連携・協力することにより、長期にわたる安定的な資源調達と共に、総合的な古紙リサイクルの循環型システムの構築を目指します。  

●循環型システムのイメージ


当社は、「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として、再生可能な資源である「木」を最大限利用する技術と再利用するリサイクル技術を合わせて展開することにより、木質資源を基盤とする資源循環を推進しています。今回の取り組みは、新たなリサイクルの輪を構築し、古紙リサイクルシステムの維持拡大につながるものです。今後も持続可能な循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。

以上