ニュースリリースガーデンフェスタ北海道2022で、使用済み紙コップの消費者参加型分別回収実証実験を実施~イベント参加企業の連携で目指す、循環型社会構築への貢献~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下「当社」)は、サッポロビール株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野瀬裕之、以下「サッポロビール」)および東罐興業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長笠井俊哉、以下「東罐興業」)と共同で、第39回 全国都市緑化北海道フェア ガーデンフェスタ北海道2022(開催地:北海道恵庭市、開催期間:6/25~7/24)において、来場者参加型の使用済み紙コップ分別回収実証実験を実施しました。

来場者にサッポロビールが生ビールを販売する際に紙コップで提供し、飲食会場において東罐興業が開発したコップ洗浄機を使って紙コップを洗浄、分別回収し、回収済み紙コップを当社が段ボール原紙にリサイクルする実証実験です。

使用済み紙コップは、公益財団法人 古紙再生促進センターの古紙の分類では禁忌品に指定されており、通常は一般廃棄物として焼却処理されます。しかし、昨今の紙容器リサイクルに対する市場ニーズに対応して、三社は、新たに使用済み紙容器の再資源化を目指しており、今回の実証実験は、消費者に使用済み紙容器リサイクルに関する正しい理解を深めて頂くための啓発活動での一環として実施したものです。

消費者自らが紙コップの洗浄を体験することで新しいリサイクル活動に参加したという実感を持っていただき、使用済み紙容器リサイクルの社会への定着を目指します。


<使用済み紙コップ分別回収リサイクル実証実験の流れ>

① サッポロビール:キッチンカーでビールを紙コップに入れて来場者に提供します。

② 来場者:ビールを飲んだ後、コップ洗浄機 RE-CUPWASHER®(東罐興業製造)を用いて紙コップを洗浄し、専用回収ボックスに投入します。

③ 回収紙コップ:当社 草加工場(埼玉県草加市)に送られ、段ボール原紙にリサイクルされます。

<分別回収実績>  

紙コップ回収率: 約7割









以上