ニュースリリースDINOS CORPORATIONとカタログ古紙リサイクルに関する契約を締結~カタログ古紙の国内循環を推進する「クローズド・ループ」の構築~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:代表取締役社長 野沢 徹、以下「当社」)は、株式会社DINOS CORPORATION(本社:東京都中野区、代表者:代表取締役社長 宇津 洋一、以下「ディノス」)と、カタログ古紙の「クローズド・ループ」の構築による資源の国内循環を目的として、古紙の売買及び循環に関する契約を2023年3月23日(木)に締結し、運用を開始しました。

当社は、従来からディノスにカタログ用紙を販売しています。今回新たにディノスの指定拠点より排出された古紙を流通業者から調達し、石巻工場で再資源化の上、これらを原料としたカタログ用紙をディノスに納入するクローズド・ループのスキームを構築します。また、現在カタログを含む雑誌古紙は、古紙市場を経由して国内製紙メーカーへ販売される他、一部が海外へ輸出されており、市況動向により日本国内での古紙流通量が不足する恐れがあるため、当社は、本スキームによってリサイクルの循環の拡大を図ると共に、印刷用紙の原料である古紙の長期的、安定的な確保を目指します。

当社は、木とともに未来を拓く総合バイオマス企業として、積極的な製品リサイクルに取り組み、「日本製紙グループ 環境目標2030」 において 「資源の循環利用の促進」 を掲げています。「紙」 だからこその価値を大切にしているお客様とこれからも新たなリサイクルの輪を拡大し、持続可能な循環型社会の実現に向けて取り組んでいきます。

以上