ニュースリリースInternational Sustainable Forestry Coalition加盟に関するお知らせ
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(社長:野沢 徹、本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、世界の森林関連企業によって設立された団体「International Sustainable Forestry Coalition(以下、ISFC)」にこの度、加盟しました。
【ISFCについて】
ISFCは、2023年に設立された国際的な団体であり、森林所有者や森林投資事業者など、世界各地の企業17社(日本製紙を含む、2025年4月現在)によって構成されています。加盟企業が管理する森林は、6大陸37か国にわたり、その総面積は約1,600万ヘクタールにのぼります。
この団体は、持続可能な森林管理を基盤としつつ、森林セクターの意見を集約・発信することにより、気候変動、生物多様性の損失、森林面積の減少といった国際的課題への対応を目的としています。さらに、森林の価値の最大化を目指し、自然資本会計基準の整備にも貢献していきます。
【当社加盟の趣旨】
当社は、「木とともに未来を拓く」総合バイオマス企業として、生長率の高い育種技術の開発をはじめ、持続可能な森林管理により得られた木材を余すところなく活用しています。
さらに、木材加工、パルプ化、抄紙・塗工、バイオケミカル、発電といった多様な技術とノウハウを組み合わせることで、幅広い製品を生産し、社会に貢献しています。
ISFCの活動に賛同し加盟することで、その活動を通じて、世界の森林関連企業とより一層の連携をはかり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化して森林価値の最大化に貢献していきます。
以上